2009年03月31日

プラキドクロミス・エレクトラ

【名前】プラキドクロミス・エレクトラ(ブロンズ・ピーコック)
(学名:Placidochromis electra)

【最大体長】20cm(オス、メスは17センチ程度)

【適正水温】22〜28℃

【適正水質】pH7.5〜8.5の硬水

【適合水槽サイズ】90水槽以上

【原産地】アフリカ(マラウイ湖)ただし、売られているものはほとんど東南アジアかドイツのブリード物です。安い方が東南アジアもので、およそ500円前後でしょう。

【餌】何でもよく食べます。

【飼育のコツ】
 こちらもマラウィ湖原産ですが、ムブナではなく"ハプロ"と呼ばれるものの一種です。ハプロとは、ムブナ以外のシクリッドと考えるとわかりやすいのですが、以前「ハプロクロミス」と言う学名でくくられていた魚たちのことです。今は細分化されて、スキアエノクロミスやコパディクロミスなどに分類されているのです。ハプロと呼ばれる魚たちは概ね魚食性を持っていますが、本種ももちろん魚食傾向があります。強いて言うならば魚食傾向の強い雑食性です。
 マラウィ湖の自然環境は、湖水のpHが7.7〜8.6、水温は表面温度で24〜29℃、深場で22℃だそうです。炭酸塩硬度は、およそ5dH程度です。これらを再現した水槽環境が適しているのは間違いありません。
 底砂は一般的にはサンゴ砂が使用されます。隠れ家として石組みなどを用意してあげると魚が落ち着くでしょう。
 そうした特殊な環境では生育できる水草は限られてきます。具体的にはアヌビアス・ナナ、ウィローモス、スクリュー・バリスネリアなどなら何とか生育できるでしょう。ただし、アルカリ性の水槽はどうしてもコケが出ます。水草にもコケが付いてしまいますから、それは覚悟してください。
 アフリカンシクリッドとしては比較的温和な部類で、混泳もなんとかできるでしょう。石組みを多用するなどして隠れ家を多く作ってあげてください。

【雌雄の差】
 幼魚のうちはほとんど差異が認められません。しかし、成長に伴い、オスは全身スカイブルーに、エラブタの後ろあたりに黒い縦縞が入ります。メスは地味な体色のままです。

【繁殖】
 メスが口に卵をくわえて守るタイプのマウスブルーダーです。ペアさえ出来てしまえば、比較的簡単に繁殖できるでしょう。しかし、たまに輸入されるワイルド物の場合は、繁殖難易度がかなり高いようです。
 とりあえず本種は簡単な部類に入るようです。

【備考】
 プラキドクロミス・エレクトラは地域変異が多く、頭部の色が黒いものや、全身が青っぽく染まるものなどが存在します。比較的大型になる種なので、大型の水槽で飼育してあげたいものです。
 欧米のサイトでは、90×45の水槽では全然小さいと言うことのようです。お勧めは120×60以上だそうです(^^ゞ
 上の写真は幼魚で、成魚になるとこのような感じです。
electra.jpg

※我が家では未導入。
写真から購入ページへ飛びます。

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2009年03月30日

底床の話

底床材の話


 水槽を維持していく上で、どうしても必要と言うわけではないですが、豊かな水景を作っていくためには欠かせないものが底床材です。底床材にはいろんなタイプのものがありますが、大きく分けて3種類有ると言えます。土系、砂系、砂利系です。土を焼き固めて作られたソイルはもちろん土系に入ります。

土系の底床材


ソイル


 水草を植えて楽しもうとする人にとって、ソイルは避けて通れない底床材です。しかし、ソイルにも本当に多様な種類があって、土の養分や色、焼き具合による崩れにくさ、吸着力の違いなど、好みや使用目的によって選ぶことが出来ます。
 一番人気のソイルはADAアマゾニアでしょう。
 このソイルは初期にアンモニア成分を出すため、立ち上げていきなり魚を投入するのはやめた方が良いです。逆に、パイロットフィッシュを入れなくても1週間ほどフィルターを空回ししてやることで、ある程度のバクテリアを繁殖させることが可能です。焼結されたソイルには栄養分が豊富で、水草の育成に大変向いています。水質の安定性も良く、弱酸性の水質を維持することが出来ます。しかし、製造ロットによっては外れロットがあると言うのが定説になっていて、外れくじを引くといつまでも濁りが取れないとか若干の弊害もあります。また、栄養分が豊富なため、扱いを間違うとコケに悩まされる可能性もあります。
 残念ながらADA製品は現在通信販売には対応していません。重いソイルの袋をショップからぶら下げて運んでこないといけないわけです。確かに取扱店舗は全国にあるのですが、家から近いとは限らず、壊れ物である水槽や、重いソイルなどを宅配してもらえないと言うのは本当に不便です。このような商売をしていて何か得があるんですかね?
 あと、私が使ったことがあってお勧めなのはプロジェクトソイルエクセルです。
このソイルは硬く焼き固められており、指でつぶそうとしても簡単にはつぶれません。また、多孔質で吸着力に優れ、バクテリアの住処としても優れています。水質の安定性にも優れ、もちろん水草の育成にも適応しています。その性質をフルに発揮させるためには、このソイルを使用した底面ろ過システムが推奨されています。プロジェクトソイルエクセルを底床に使用した底面ろ過水槽なら、立ち上げた翌日には、もうビーシュリンプですら入れることが出来ます。弱点はやや価格が高いことと、養分はそれほど豊富ではないことでしょうか。根から多くの養分を吸収して成長するタイプの水草を育てるには底床肥料を併用した方がいいでしょう。
 ソイルにも、ノーマルタイプと、より小粒になったパウダータイプがあります。水草を第一に考え、底床をほじくるような魚がいない場合、植え易さや根の張りやすさなどを考えるとパウダータイプの方が良いかもしれません。ただ、非常が軽く、魚がダッシュしただけで周辺のソイルが舞い上がるほどですから、魚をメインにした水槽にはあまり向かないと思います。
 ソイルを使用した水槽は底面の掃除がほとんどできないと言っても過言ではありません。つまり魚の糞などが底床に蓄積していくわけです。これは底付近で生活する魚やエビにとってはけっこう大きな問題なので、それをカバーするために底面一杯にグロッソなどを植えたりするわけです。
 ソイルの宿命は寿命があることです。崩れてきたらリセットの時期です。使い方や種類にも寄りますが、半年〜1年で寿命になると考えておけば間違いないです。それだけコストがかかるわけですが、リセットは水槽の宿命的な部分でもありますから、その期間ソイルの優れた特性を得ることが出来ると考えれば決して高くはないです。

園芸用土


 前記のような水槽用として売られているものの他に、園芸用の土でも水槽の底床材として使えるものがあります。一番有名なのは焼き赤玉土と言うものです。
 園芸用の製品は概して水槽用の商品よりも安いものが多いです。水草育成効果は水槽用品と比べてそれほど高いとは言えませんが、これで育たないわけでもありません。焼き赤玉土は焼結されているので寿命も長く、使い勝手は良いです。ただし、底床が赤っぽくなることだけは避けようが有りません。
 この他に焼いていない普通の赤玉土がありますが、こちらはある程度使用すると崩れてきて、粉が水槽内に舞ってしまうため、あまりお勧めではありませんがとにかく安いので、リセットをいとわなければこれでも底床としては十分に機能します。


砂系の底床材


田砂


 いきなり商品名で恐縮ですが、この商品もアクアリストに良く使われています。比重が重く、舞い上がりにくいのがいいです。また、水草も植え込みやすいです。コリドラス、ローチ類や日淡のカマツカ、ドジョウ類のように、砂をほじったり砂に潜るような種類にも向いています。田砂もソイル同様清掃はしにくいです。ただ、比重が重い分、吸い出す水流を調節してあげれば比重の軽い糞や残り餌などだけ吸い出すことも可能ではあります。米を研ぐように洗ってさえあげれば、半永久的に使用することが出来るのも大きなメリットです。
 ソイルに比べて養分などはありませんから、水草を育成するに当たっては底床肥料などを併用した方がいいでしょう。

その他の水槽用砂


 水槽用の砂と言うと大磯砂をイメージする方も多いでしょうけれど、大磯砂や南国砂と呼ばれるものは砂利の方に記載しますので、そちらを参照してください。
 ここで言う水槽用の砂とは、スドー ボトムサンドや、ASD Garnet(ガーネット)などを指します。
 これらの製品は、底床の色や水景を整えるためのものと考えていいでしょう。砂自体にやや角があるため、底砂をほじる魚や潜る魚には実はあまり向かないと言われています。一番顕著で、少し使用目的が異なるものに珪砂(けいさ)があります。珪砂は水質をアルカリ寄りに傾けるのと、硬度を若干上げてしまうため、南米産の魚や水草には向きません。逆に、日淡には向いていますので、メダカや金魚、中層を泳ぐ川魚には向いています。
 その他にもホームセンターなどで売られている砂があるのですが、こちらはお勧めしません。本当に良く洗わないと使えないですし、溶け出す成分を良く観察、計測してからでないと怖くて水槽用には使いにくいです。

砂利系の底床材


大磯(南国)砂


 大磯砂は万能です。洗いながら使用すれば半永久的に使用することが出来、使い込んでいくとどんどん優れた特性を出してきます。しかし、これを神話的に信奉するあまり、初心者が特にこの砂利を使いたがるのです(少なくとも私はそうでした)。
 実はこの底床材は海で採れたものなので、中にはサンゴや貝のかけらが多数存在します。これらが水質をアルカリ性に傾け、硬度を上げてしまうため、使い始めの大磯砂は水草育成や、弱酸性の軟水を好む熱帯魚には向いていません。これらは酸処理と言う方法を使うことによって解決することは出来るのですが、かなりの手間隙がかかりますから、正直そんなことをするぐらいなら田砂やソイルを使用したほうがはるかに安上がりで手がかかりません。大磯砂の酸処理の手順は、検索エンジンで調べればすぐにわかると思います。食酢や塩酸を使用するのですが、臭いも激しく都会で行うと苦情は避けられません。
 しかし、大磯砂を、例えば1年間金魚水槽で使用し、良く洗ってから今度は熱帯魚水槽で使う、と言うような使い方をする分には何も問題がありません。こうしてこなれた大磯砂は確かに万能です。
 水草の根張りも良く、プロホースなどで底面を掃除するのも簡単です。底面フィルターとの相性も抜群で、大きな生物ろ過能力を発揮します。砂利にも角が無いので、底で生活する魚にも優しいです。
 初期の不安定な時期を除けば、これと言ったデメリットはありません。

化粧砂利


 熱帯魚の飼育には、例えばスドー ジェットブラックのようなものがあります。こうしたものは貝殻やサンゴ片などが入っていない分、大磯よりも使いやすいです。掃除もしやすいのですが、ある程度こなれてくるまでは水草の育成には向かないものが多いです。一時的な使用方法として、例えば比重が軽く舞い上がりやすいパウダー系のソイルの植えに敷いてしまうという方法もあるのですが、比重が重いのでそのうちに逆に埋もれて行ってしまいます。粒のサイズにも寄りますが、底面ろ過などには使いやすいかもしれません。しかし、そもそも第一義的な目的が化粧砂ですから、その色合いを楽しむような使い方が一番向いていると言えます。

園芸用の砂利


 園芸用品にも水槽用底床材として向いているものが有るのは既述の通りですが、砂利系でお勧めなのが富士砂です。
 これは名前の通り、富士山の山麓で採集された火山灰から出来た砂粒です。多孔質で吸着効果も高く、鉄分を多く含みますから、実は水草の育成にも向いています。多くの水槽用底床材には鉄分は少なく、逆に水草は鉄分を欲している場合が多いからでもあるのです。ただ、角張っているので、植え込みの際注意しないと水草の根を痛めやすく、底で生活する魚類にも向きません。
 色が黒いので、引き締まった感じの水景になりますし、レッドビーシュリンプなどにも向いています。


サンゴ砂


 これを砂や砂利と言うには少し抵抗はありますが(^^ゞアルカリ性の水質を好む魚の飼育には向いている底床材です。
 多孔質でバクテリアの繁殖にも適しています。そのため、ろ材として使用する使用する場合もあるほどです。
 しかし、これを底砂として用いると、硬度が上がりすぎてしまうことが有るため注意が必要です。硬度が上がりすぎるようでしたら頻繁に水換えをするようにしましょう。

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タグ:器具
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2009年03月29日

ナンナカラ・タエニア

【名前】ナンナカラ・タエニア
(学名:Nannacara taenia)

【最大体長】5cm(メスは4cm)

【適正水温】22〜26℃

【適正水質】pH6.0〜7.5 dH2〜10゜

【適合水槽サイズ】30水槽以上

【原産地】南米 ブラジルパラ州ベレン

【餌】赤虫やブラインシュリンプ、人工飼料など。けっこう何でも食べるようです。

【飼育のコツ】
 比較的丈夫で飼育しやすい魚です。ただし、水質悪化によってエロモナス病を引き起こすことがありますので、水質の悪化には注意したほうがいいと思います。
 底床はあっても無くても良いですが、どちらかと言うとあったほうがいいでしょう。底床材の色によっても体色が違ってくるようで、暗めの底床だと綺麗になると言う話もあります。明るい色だと全体的に白っぽくなります。また、ペアで飼育する場合、片方が攻撃の対象になることがありますから、隠れられる場所を流木などで作ってあげたほうが良いでしょう。
 あまり強い水流は好みませんので、水流を弱める工夫が必要です。
 混泳は特に問題ありません。
 
【雌雄の差】
 成熟したオスは各鰭が伸張し、メスよりも大きくなります。しかし、幼魚期は見分けが難しいです。

【繁殖】
 成熟したオスとメスがいれば、繁殖自体は難しくないようです。産卵は大幅な水替えなどの後に行われることが多いようです。
 この魚に関しては情報があまりなく、欧米のWEBサイトによるとケーブスポウナーという事ですから、植木鉢や流木の割れ目などに産卵するようです。ただ、植木鉢のように入り口が広いものよりは、入り口が狭くて奥が広いココナツシェルターのようなものの方が向いているようです。

 ある人の産卵した時の条件では、pH6.5 dGH4だったそうです。
 およそ30個ほどの卵を産み、孵化するまで2〜3日かかり、ブラインシュリンプを食べられるようになるまで3日ほどかかったようです。
 メスがちゃんと育児をするなら、2ヶ月以上の期間、メスが稚魚を育成するようです。

【備考】
 ナンナカラもアピスト同様南米産の小型シクリッドです。近縁種のアノマラやアドケタよりも小さく、色や模様も地味です。
 小型シクリッドの中でも小さい部類で、日本で一般的に販売されているものとしては、ひょっとしたら一番小さいかもしれません。
 私のように小型水槽ならなんとか、と言う人にとってはありがたい存在ですね^^

※我が家では未導入。
写真から購入ページに飛びます。

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posted by 万里パパ at 23:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 南米産小型シクリッド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月28日

ボララス・マキュラータス

【名前】 ボララス・マキュラータス
(学名:Boraras maculatus)

【最大体長】 2cm前後

【適正水温】 22〜28℃

【適正水質】 pH6.0〜7.5

【適合水槽サイズ】 小型水槽以上〜

【原産地】インドネシア マレー半島

【餌】 小さな魚なので顆粒状の餌か、すり潰した餌をあげるといいでしょう。もちろんブラインシュリンプなら問題ないでしょう。

【飼育のコツ等】
 綺麗な発色を望む場合は弱酸性の水質をキープしてあげるのがポイントです。そのためにはピートを煮沸かした水が最適です。
 クリプトコリネの育成環境とこの魚の育成環境が似通っているため、クリプトコリネの育成水槽に入れておくといいでしょう。
 したがって水草水槽の環境で飼育すると調子がいいようです。
 混泳は、この魚を食べてしまうような魚や、気の荒い魚とでなければ問題ありません。

【雌雄の差】
 オスはメスよりも一回り体が小さく、色彩はメスよりも派手です。また、オスの尻鰭には赤いスポットと黒い縁取りがありますのでそこでも区別できるようです。

【繁殖】
 水草の上に卵をばら撒くように産卵するようです。ピートモスなどで弱酸性の軟水に水質調整した水槽で、産卵床として毛糸のかたまりなどを入れておくと産卵し、稚魚が孵化している事があるようです。
 ただし、稚魚は相当小さいのでPSBなどを初期飼料にするといいでしょう。

【備考】
 ウロフタルモイデスやブリジッタエにとても似ていますが、本種の方が大きくなるのと、体の中央部にあるスポットが円形をしていることから区別が出来るようです。


※我が家では未導入
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2009年03月27日

レッド・コロソマ

【名前】レッド・コロソマ
(学名:Piaractus brachypomum)

【最大体長】90cm

【適正水温】22〜28℃

【適正水質】pH5.0〜8.0

【適合水槽サイズ】120水槽以上

【餌】各種水草、野菜、フルーツ、生餌、鯉の餌、アジの切り身など

【原産地】南米 アマゾン川上流域

【飼育のコツ】
 体長が少なくとも60センチにはなる大型魚です。15年以上も生き、最終的には90センチほどになるようです。したがって奥行きが60センチの水槽ではきつきつです。より大型の水槽を用意しなければなりません。
 大食漢で猛烈に水を汚すため強力なフィルターが必要になります。また、非常に強いあごと歯を持っていますので、水槽内の構造物は齧られて破損する可能性を理解しないといけません。ヒーターやサーモスタットの電源コードは大変危険なので設置できません。つまり、この魚を飼育するためには、オーバーフローシステムの超大型水槽が適しています。濾過槽の中にサーモスタットとヒーターを置いてあげれば良いです。
 底砂は無い方が良く、あえて敷く場合薄く敷きます。水草は食べてしまうため、植えておくことは出来ません。
 混泳は大型の攻撃的でない魚とならできます。この魚は草食性が強い雑食の魚なので、口に入るサイズの魚は食べてしまいます。食べられないサイズの魚には無関心なようです。

【雌雄】
 背びれの後端がとがっているのがオスだそうです。

【繁殖】
 繁殖にはプールとか池のサイズが必要なので、水槽では無理です。

【備考】
 現地では食用として、近縁種のブラックコロソマと共に盛んに養殖されているようです。そのためか、稚魚がびっくりするほど安い価格で売っていたりします。
 幼魚のうちは名前の通り赤っぽい体色で、ピラニアにそっくりですが、成長するにしたがって黒っぽくなっていき、「どうしてレッド?」と言う色になります。小さいうちに赤くなるのはピラニアに擬態するからと言う説があります。
 先日池袋のサンシャイン国際水族館でブラックコロソマを見ましたが、体高もあるので本当に巨大に見えました。大きな座布団サイズです(それでも体長1mは無かったと思います)。あの魚を自分の家の水槽で飼育できるような気にはまったくなりませんでした(^^ゞ
 あれが飼えるくらいなら、草魚でも飼育して、大きくなったら食べてしまうほうが合理的かもしれないと思いました。

※もちろん我が家では未導入
写真から購入ページに飛びます。なんと315円だそうです(苦笑)

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posted by 万里パパ at 10:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中・大型カラシン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月26日

クリプトコリネ・バランサエ

【名前】クリプトコリネ・バランサエ
(学名:Cryptocoryne crispatula var. balansae)

【推奨する育成環境】
水質→ pH6.5〜7.5、dGH4〜18 N
水温→ 20〜28℃
CO2→ 不要(添加した方が成長は早いです)
光量→ 1リットル当たり0.7W以上(60水槽で40W以上)推奨
有効な施肥→ 不要(行う場合、イニシャルスティックなど)

【育成のコツ/備考】
 クリプトコリネはサトイモ科の植物で、根にはちゃんとお芋があります(笑)
 クリプトコリネの仲間は主に強い光とCO2と肥料が必要なものが多いのですが、本種はそれらがなくとも育つ強健な種類です。しかし、物凄く大きくなるのが難点です。
 60水槽程度だと、後ろの隅に植えても水槽の対角線いっぱいに葉を伸ばすほどになります。メンテナンスは古くなった葉を除く程度でそれほど手間はかからないです。
 それ以下のサイズの水槽には向きませんのでご注意ください。
 根は底床いっぱいに張ると思って間違いないですし、余分な栄養分をそれだけ吸ってくれるのも確かです。
 殖え方は、普通に株分かれしてくる場合と、ランナーから新たな株が出来る場合が有ります。ランナーから育つ場合、ある程度育ったところで親株とのランナーを切断して、親株のそばに植えなおしてあげるといいです。

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posted by 万里パパ at 22:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 水草(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月25日

レッド・ファントム・テトラ

【名前】レッドファントムテトラ
(学名:Hyphessobrycon sweglesi)

【最大体長】4cm

【適正水温】20〜26℃

【適正水質】pH5.5〜7.5

【適合水槽サイズ】30水槽以上

【餌】フレークフード他の人工飼料、乾燥または冷凍赤虫、ブラインシュリンプなど

【原産地】南米 ベネズエラ、コロンビアのオリノコ川水系

【飼育のコツ】
 飼育自体は特別難しいことはありません。温和で丈夫な魚なので混泳も問題なく、餌も良く食べます。ただ、白点病にかかりやすいと言う情報もありますので、急な水温変化には気をつけましょう。
 底砂は有っても無くても良く、フィルターもろ過能力さえ満たしていればどんなものでも大丈夫です。もっとも、強力すぎるフィルターで、水槽内が洗濯機のようになっているのは論外ですが。綺麗な魚で水草に良く映えますので、できれば水草水槽で飼育してあげたいですね。
 色揚げ用のフードを与えるなどして体色を際立たせてあげると、より美しい魚に成長していきます。

【雌雄】
 繁殖期になるとオスの体はより赤く発色し、メスは抱卵してふっくらとしてくるというのが一般的です。また、海外のWEBサイトによると、オスの背ヒレはより大きく、メスの背ヒレは頂点が白く、暗色の斑点があることでも見分けが付くのだそうです。真偽のほどは確かではありません。

【繁殖】
 繁殖の難易度は高いようです。もし繁殖を狙うのであれば、弱酸性の軟水で、徐々に温度を上げて行き、季節の変化をつけてやると良いようです。オスよりもメスのほうを多くし、6匹以上の数で飼育します。産卵のためには栄養価の高い餌を与えて、十分に個体を成熟させる必要があります。
 産卵は、水草に産み付けるようです。幸運にも産卵に成功したなら、親は取り除かないと、卵を食べてしまうでしょう。
 およそ2〜3日で卵は孵化しますが、かびやすいとの情報もあります。また、あくまでも憶測ですが、ネオンテトラのように、光が当たるとまずい可能性もあります。
 孵化した稚魚には沸かしたてのブラインシュリンプを上げるといいでしょう。

【備考】
 この魚の多くは東南アジアでブリードされた個体です。現地採集されたもので赤みの強いもの(そうでないものもいます)は「レッドファントム・ルブラ」として販売されています。これは実際の販売水槽で確かめてみてください。もしこの魚を欲しいと思ったら、実際に目で確かめて、気に入った個体を選んだ方が良いでしょう。「ルブラ」と名前が付くだけで値段は高くなりますが、必ずしも状態が良かったり、綺麗だったりするわけではないからです。

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2009年03月24日

ウォーター・スプライト

【名前】ウォーター・スプライト(和名:ミズワラビ)
(学名:Ceratopteris cornuta)

【推奨する育成環境】
水質→ pH5.5〜8.0、dGH4〜18 N
水温→ 18〜28℃
CO2→ 不要(添加した方が成長は早いです)
光量→ 1リットル当たり0.7W以上(60水槽で40W以上)推奨
有効な施肥→ 不要(行う場合、液肥、カリウム溶液など)

【育成のコツ/備考】
 ワラビ科の植物です。根元から新芽を出す姿は確かにワラビを思い出させてくれます。この水草も成長する水槽と、そうでない水槽があります。少なくとも我が家ではそうでした・・・。成長する水槽ではどんどん新芽を出し、浮いている葉からもどんどん新芽を出し、茎の途中からは根を出し、どんどん子株が出来てきます。
 浮力が強く、底床に植えていてもどんどん浮き上がってきます。浮かなくても水面を目指して成長し、あっという間に水面に葉を広げ、葉の上からまた子株が出来ます・・・。
 最大サイズは50cmにも達するようですから、90水槽以上でないと手に負えないかもしれません。
 一方、この草はエビの大好物のようです。エビがたくさん入っている水槽に入れるとあっという間に消えてしまいます。そういう意味では非常食として役立っているのかもしれません。
 位置づけとしては後景草ですが、どんどん大きくなってしまうので、よほど奥行きのある水槽でないといつの間にかセンタープラントになってしまいます。レイアウトを楽しむ水草にはならないような気がします。
 これとアメリカンスプライトは、良くグッピーのお供として入れられます。適合する水質の範囲がグッピーと合っているのだとか。また、この草が茂ってしまえば、確かに稚魚の隠れ家にはなるでしょうね。

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posted by 万里パパ at 12:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 水草(有茎草) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月23日

ムギツク

【名前】ムギツク
(学名:Pungtungia herzi)

【最大体長】15cm

【適正水温】10〜28℃

【適正水質】pH6.5〜8.5

【適合水槽サイズ】60水槽以上

【原産地】琵琶湖以西、四国北東部、九州北部

【餌】人工飼料などなんでも食べます。

【飼育のコツ】
 比較的流れの緩い河川や用水路などに生息しています。臆病な魚で、水草や石の影に隠れていることが多いです。
 日本の河川に生息する魚たちは、基本的に遊泳力が強く、良く飛び出しますので蓋は必須です。
 底砂は有っても無くても良く、フィルターもろ過能力さえ満たしていればどんなものでも構いません。水草はあった方が落ち着きます。底砂を入れたらアナカリスやバリスネリア等を植えましょう。ベアタンクの場合はマツモなどを入れると良いでしょう。石に付く虫や藻類などを好んで食べるようですから、石も入れておいて上げると良いでしょう。
 混泳も、この魚を食べてしまうほど大きな肉食魚や、攻撃的な魚、逆に餌を取るのが下手で、この魚に全て取られてしまうような魚以外なら大概の魚とOKです。
 雑食でなんでも食べますので餌には困らないと思います。藻類なども食べます。多少はコケも食べるでしょうが、綺麗には食べないでしょうから、それを期待して水槽に入れるのはやめた方が良いです。この手の雑食性の魚は水草も食べるはずですから。もちろん小型のエビは捕食対象です。
 自然下からの採集物の場合、寄生虫や病気を持っていたりしますので、塩水浴、薬浴などで1週間ほどトリートメントしましょう。場合によっては一匹の魚で水槽が全滅なんて言うこともありますから。

【雌雄の差】
 産卵期になるとメスのお腹が抱卵により膨らんで見えます。それ以外の判別は難しいようです。もし判別法がございましたら教えていただけると幸いです。

【繁殖】
 自然下では4〜6月に産卵します。水槽飼育下では、徐々に水温を上げていくなどの工夫が必要でしょう。無加温の水槽なら、やはり春ごろに産卵するでしょう。
 自然下では水草の根元や石などに卵を産みつけるほか、ドンコやオヤニラミの産卵床を襲い、もとの卵を食べつくしてそこに自分たちの卵を産みつけて守らせると言う、托卵と言う習性を持っています。托卵する魚としては、知られている範囲で、このムギツクの他、アフリカタンガニーカ湖のシノドンティス・ムルティプンクタートゥスくらいしかいません。
 水槽飼育下では、水槽面などに卵を産みつけることが多いようです。大概すぐに食べられてしまうのですが、たまにオスが卵の面倒を見て孵化させると言うこともあるようです。
 22℃〜25℃の水温で4〜5日で孵化するようです。孵化した稚魚は、一週間ほどでヨークサックが無くなり、ブラインシュリンプを食べられるようです。
 
【備考】
 この魚も六つの府県で絶滅が危惧されています。不用意な採集は控えましょう。一方、東京都の多摩川水系では、移入種としてどんどん増えているようです。不用意な放流は生態系の破壊になりますので絶対に行わないでください。
 この魚は体の真ん中に太い明瞭な側線が入りますが、成長とともにぼやけていくのだそうです。ちなみに、池で11年飼育したと言うような話も聞きますのでけっこうな長命魚でもあるといえます。
 熱帯魚のフライングフォックスに良く似ていますね(^^ゞ普通に熱帯魚の水槽に入れておいたら間違う人が続出するんじゃないでしょうか?

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タグ:日淡
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2009年03月22日

イガカノコガイ

【名前】 イガカノコガイ(別名:サザエイシマキガイ)
(学名:Clithon corona)

【最大体長】 3cm

【適正水温】 20〜28℃

【適正水質】 弱酸性〜弱アルカリ性

【適合水槽サイズ】 ガラスビン〜

【原産地】奄美大島以南の南東太平洋沿岸及び河口域

【餌】 コケ、バイオフィルムなど

【飼育のコツ等】
 高温にはあまり強くないです。25度程度なら大丈夫ですが、長期間28度を超えるような水槽、季節においてはかなりの確立で死んでしまいます。酸性度の高い水槽でも厳しいでしょう。
 この貝はもともと汽水域で生活することの多い貝ですので、汽水の水槽では長期飼育できると思います。また、アルカリで硬度の高い水槽でもかなり長生きできると思います。しかし、それも絶対ではないです。
 繁殖は出来ない貝ですから、販売されているものは全て採集ものになります。
 この貝は、水槽面から剥がれ落ちるても簡単に起き上がれます。それはやっぱりこのイガのおかげなんですね。
 また、水槽面をよじ登って脱走したりしますが、2日程度なら水槽に戻せば何事も無かったように動き始めますので、「駄目かな?」と思っても水槽に入れてみてください。
 長生きをさせるコツは
1.硬度がそれなりにある飼育水
2.高水温にしない
3.導入時に慎重に水合わせを行う
4.スネールイーターと同居しない
5.餌となるコケやバイオフィルムをつきさせない
 と言った所でしょうか。
 このイガが多少気になるのは、出目金などと一緒に飼うと危ないのでは?と言うところです。それ以外にも目が大きくてちょっととろいタイプの魚は一緒に入れないほうが安全かもしれません。

【雌雄差】
 巻貝の種類はたいがい雌雄同体です。

【繁殖】
 両側回遊型の生涯を送りますので、淡水・汽水・海水を問わず、水槽内では繁殖させられません。ただし産卵はしますので、水槽面や石の上などに白い卵のうを産み付けることはあります。
 簡単にこの貝の一生を見て見ますと、産み付けられた卵塊から孵化したベリジャー(Veliger)幼生となり、河口域から海へ入って植物性プランクトンなどを食べて成長します。その後着底し、デトリタスや付着藻類などを食べながら河口域まで戻ってきます。
 こうした繁殖の形態は、設備の整った研究室などでも再現が難しいもののようで、アマチュアのアクアリストがどうにかできるような類のものではありませんから、繁殖に関してはすっぱりあきらめましょう。
 これは、この貝を含む「アマオブネ科」の貝全般にいえます。アマオブネ科の貝は、イシマキガイ、シマカノコガイ、イナズマカノコガイ、ドングリカノコガイ、カバクチカノコガイ、イガカノコガイ(サザエイシマキガイ)などが上げられます。

【備考】
 サザエのような角がかわいらしいイガカノコガイです。基本的に近縁種のシマカノコガイとほとんど変わりませんが、見た目は結構違いますよね。
 このイガカノコガイは鹿児島県では準絶滅危惧種となっているのだそうです。

※我が家では未導入
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タグ:コケ対策
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2009年03月21日

アフリカン・ロックシュリンプ

【名前】アフリカン・ロック・シュリンプ
(学名:Atya gabonensis)

【最大体長】18cm

【適正水温】23〜28℃

【適正水質】pH6.5〜7.5

【適合水槽サイズ】30水槽以上

【原産地】西アフリカ カメルーン

【餌】ザリガニの餌など


【飼育のコツ】
 これはアフリカンだけでなく、アジアン・ロックシュリンプにも通じることなのですが、基本は単独かペア飼育です。
 魚との混泳は望ましくありません。なぜならこのエビは餌を取るのが下手すぎるからです。
 底床は無い方がいいです。水流があるとアンテナ状の手を広げて餌を待ってしまうため、水流もいりません。
 臆病なので隠れ家はあったほうがいいでしょう。水草はあってもなくてもかまいません。
 大飯ぐらいなのでフィルターはなるべく強力なものがあったほうがいいです。

【雌雄の差】
 オスの第一歩脚(第三胸脚)は異様に太くて長いです。雌はバランスとして普通なエビの印象です。若干、雄より体がふっくらしている等の基本は他のエビと一緒のようです。

【繁殖】
 小卵型の繁殖なので、スジエビと同じようにゾエア期があります。この期間をどのように乗り切るかで繁殖が成功するかどうかが決まります。スジエビなら単独飼育の底面フィルターで十分いけると思うのですが、ロックシュリンプは底砂があると餌が食べられないため(もしくは食べ残しが多くなりすぎるため)、底面フィルターが使えません。しかし、他のフィルターのストレーナースポンジでは目が粗すぎるため、ロックシュリンプのゾエアは、フィルター内部にどんどんと吸い込まれていってしまいます。
 しかし、ゾエア期の餌となる植物性のプランクトンなどは、光が入らないフィルター内には存在しないため、そこで成長することが出来ません。ペアで飼育していれば、交接、抱卵は頻繁に行われるでしょうが、稚エビの孵化は期待できそうにありません。

【備考】
 大きな2対の前足4本を水流に広げて餌を待っている姿はとてもユーモラスです。他の魚やエビとの混泳も出来ないわけではないのでやってしまいがちですが、そうすると餌を食べられないのでどんどん衰弱して死んでしまいます。ザリガニ張りに大きい見ごたえのあるエビですから、単独で飼育した方がいいでしょう。
 とにかく穏やかで、他に悪さをすることの無い、ある意味大変「トロイ」エビです。餌を与える時には水槽底面に薄く広く撒くほうが効果的なようです。

※我が家では未導入
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2009年03月20日

白ザリガニ

【名前】白ザリガニ

【最大体長】12cm

【適正水温】5〜28℃

【適正水質】pH6.0〜8.0

【適合水槽サイズ】プラケース以上

【原産地】北米原産アメリカザリガニの改良品種

【餌】生餌(小赤、魚の切り身・刺身、鳥のササミなど)、人工飼料(ザリガニの餌など)、水草など

【飼育のコツ】
 ザリガニの飼育スタイルは大きく分けて二通りあります。ひとつはフィルターなどを使用しない方法。もう一つはフィルターを使用する方法です。まめに管理する方ならフィルター無しでの飼育が楽でしょう。そうでない方はフィルターをつけたほうが水換え頻度を下げることが出来ます。簡単にそれぞれの方法を書いておきましょう。

1.フィルターを使用しない方法
 水深はザリガニの体高の二倍程度を目安にします。30cm水槽程度なら気楽に持ち運びでき、水換えも楽々です。しかし、水が汚れるのが早いため、水換えを頻繁にしないといけません。
 一匹だけ飼育するのに向いた方法です。

2.フィルターを使用する方法
 水深は普通に水槽いっぱいでかまいません。何らかのフィルターを設置するのですが、手軽なのは投げ込み式フィルターです。濾過能力を考えれば外部フィルターや上部フィルタがいいでしょう。しかし、エアレーションを追加する必要があるでしょう。
 また、水槽内のスペースを立体的に使うことが出来るので、隠れ家となるものや、水草などを入れることも可能ですし、残り餌の掃除用と、非常食にもなる小赤やメダカなども同時に入れておくことも可能です。

 pHはかなりの範囲で適応力があるようですが、高水温は苦手です。夏場30度を超えるような状態が長く続くようだと危険です。
 甲殻類は基本的に臆病で、身を隠すことが出来る場所がないと落ち着きませんから、流木や塩ビ管などを入れてあげましょう。
 底砂は必須です。種類としては、管理のしやすさなどから大磯砂の小粒のものが向いています。ザリガニは脱皮の際にひっかかりとなるこれらのものが必要なのです。また、平衡感覚を保つために、頭部に細かな砂を自分で設置すると言う習性もあるようですから、底砂は欠かせませんね。
 餌は基本的にはザリガニの餌で十分です。しかし、水草も大好きですから、アナカリスなどの安い水草を入れておくといいでしょう。マツモなんかもどんどん殖えますし、切られてもそこから成長しますのでお勧めです。
 ザリガニは共食いが激しいので、30cm水槽で1匹かペア、45cm水槽で1ペアか+1、60cm水槽で2ペアと言った感じのようです。
 混泳はできません。貝ですら食べてしまいます。ザリガニが食べられない相手は、自分を食べてしまうほど大きな魚ぐらいだと思ったほうがいいでしょう。一緒に入れる魚や水草は基本的に餌だと思ってください。

【雌雄の差】
 ひっくり返しておなかを見れば一目瞭然で、交接器(いわゆるおち○ちん)があるのがオスです。メスは腹節が広く、小型ではさみも小さいので、上から見ただけでも判るそうです。

【繁殖】
 自然環境では春と秋に繁殖が行われるようです。オスとメスを同時に飼育していると共食いが起こる場合もありますので、繁殖のときだけ一緒にしたほうが安全です。オスが下に、メスが上になって長時間交接するようです。交接が終わったら再び分けて飼育しましょう。
 産卵中や抱卵中のメスにストレスを与えると食卵しますのでご注意を。
 孵化した稚エビは、2週間ほどメスの腹節で守られていますが、自由行動を開始するといきなり共食いを始めるようです。これを避けるための方法として、大き目のリング濾材を底面に敷き詰めて、個々のシェルターとなるようにすると良いと言う話があります。
 2週目からは問題なく人工飼料に餌付くようです。しかし、ここで大きな問題が発生します。殖やしたザリガニをどうするかです。白ザリガニは引き取り手がいるでしょうから、とにかく里親募集をするわけですが(売ってもかまいません)、間違っても放流はしないで下さい。
 アメリカザリガニが特定外来生物に指定されていないのがある意味奇跡的なことで、もし白ザリガニなんかが野生で見つかってしまうと、まとめて飼育禁止になってしまいますから。

【備考】
 ザリガニといえばアメリカザリガニですよね。白ザリガニもアメリカザリガニの改良品種ですから、飼育方法は全く同じなんです。アメリカザリガニと違うのは、外見と取引価格ぐらいでしょう。

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タグ:甲殻類
posted by 万里パパ at 21:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月19日

メラノタエニア・パルバ

【名前】メラノタエニア・パルバ
(英名:サンセット・ドワーフ・レインボーフィッシュ、クルモイ・レインボーフィッシュ、学名:Melanotaenia parva)

【最大体長】8cm

【適正水温】20〜26℃

【適正水質】pH6.0〜7.5、中硬水〜硬水

【適合水槽サイズ】45水槽以上

【餌】人工飼料、赤虫など

【原産地】インドネシア 西イリアンジャヤ(クルモイ湖)

【飼育のコツ】
 飼育に関してはネオンドワーフレインボーなどとほぼ変わりません。餌は何でも良く食べて、水にさえなじんでしまえば丈夫な魚です。中性付近の水質で飼育した方が調子が良いので、頻繁な水換えをした方がいいでしょう。レインボーフィッシュというと汽水魚と思っている人もいるようですが、水道水を塩素中和しただけの水で十分です。
 この魚は湖に住む魚ですから、あまり強い水流は好みませんが、よほど強い水流で無い限り大丈夫です。
 底砂はあってもなくてもかまいません。しかし、水草はあった方が落ち着くようです。
 混泳に関しては、同種間では多少の小競り合いをするものの、温和な部類なので特に問題なく行えるでしょう。

【雌雄の差】
 オスは色合いが派手になってきて、各ヒレも赤く染まっていきます。メスはそれよりも地味です。

【繁殖】
 産卵床としてモップ(アクリル毛糸などを煮沸かし消毒したもの)を使用しますが、メダカのように水面から吊るして使用してはいけません。この魚は底に産卵しますので、底に沈めておくのです。
 産卵は1回に1〜3個と少なく、ある程度まとまった数を取るためには3匹以上のオス、8匹以上のメスを飼育していた方が良いでしょう。8匹のメスから一週間で30個ほどの卵が取れるようです。
 卵の孵化には時間がかかり、26℃で20日くらいかかるようです。稚魚は小さく、初期飼料はインフゾリアかPSBが必要になります。しかし、成長は早く、3ヶ月ほどで成魚になるようです。
 しかし、水草が大量に植え込んだ水槽だと、知らないうちに稚魚が泳いでいたりすることもあるでしょう。

【備考】
 トウゴロウイワシ目のメラノタエニア科に属する魚で、現在出回っているもののほとんどはドイツのブリード個体です。
 現地では絶滅危惧種としてレッドデータリストに掲載されているようです。大変美しい熱帯魚です。アクアリストの手で、最低限絶滅を食い止められるようにしたいですね。この魚を飼育してどんどん殖やしちゃいましょう!
 ちなみに、クルモイ湖は英語標記で"Kurumoi"と"Kuromai"の二通りあるようです。どっちが正しいのかはわかりません・・・。地図で探してみたのですが、見つけることは出来ませんでした。ニューギニア島西北部のフォーゲルコップ半島、これは鳥の頭と言う意味らしいのですが、この後頭部付近にある小さな湖なのだそうです。

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posted by 万里パパ at 15:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | レインボーフィッシュ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月18日

シルバー・アロワナ

【名前】シルバー・アロワナ
(学名:Apteronotus albifrons)
【最大体長】120cm(飼育下では100cm程度?)

【適正水温】24〜30℃

【適正水質】pH6.0〜7.0

【適合水槽サイズ】120×60水槽以上(できれば180×60)

【原産地】南米 アマゾン川流域

【餌】生餌(小赤など)、コオロギ、ミルワーム、人工飼料など。

【飼育のコツ】
 生かしておくだけならかなり簡単な魚かもしれませんが、状態良く飼育しようとするとかなり難しい魚です。小さめの水槽で飼育すると必ず目垂れ(眼球が下を向いてしまうこと)が起きます。また、飛び出そうとして魚体に傷が付きますし、餌をねだるために水槽面にあごをこすりつけるため、擦り傷やタコが出来てしまいます。
 大変に水を汚すため、すぐにpHは落ちていきます。水が富栄養化していきますのでコケもかなり発生します。
 水槽の奥行きは体長の1.5倍必要と言われますが、この魚の最大長は1mですから、奥行きが1.5mもの水槽を用意すべきなのかもしれません。したがって、本来必要なサイズの水槽は、3m×1.5m程度のものになります。深さもそれなりに必要ですから、およそ4500リットルの水槽、重量はおそらく5トンほどのものが必要になるでしょう。
 くどいようですが、あくまでも状態良く、と言うことです。ただ飼育するだけなら、おそらく90水槽でも行けると思います。
 底砂は無い方が良いでしょう。敷く場合はごく薄く敷きます。水草はあきらめましょう。しいて言うならば、浮草なら大丈夫です。浮草を水面一杯に浮かべておくと、飛び出しの抑止効果があるようです。水槽の鑑賞面以外も暗い色のバックスクリーンなどを貼ることによって魚を落ち着かせることが出来るようです。
 フィルターは強力なものが必要です。幼魚のうちはともかく、大きくなったら水槽の適合サイズを2台稼動するぐらいの気持ちで行きましょう。
 混泳は比較的可能で、オスカーやシクラソマ、キクラなどの大型シクリッド類、大型のポリプテルス、ロリカリアなどの大型ナマズ類と共存できるでしょう。しかし、肉食魚同士の混泳はやってみないとわかりません。絶対に大丈夫と言うことはありませんのでご注意ください。

【雌雄の差】
 オスの尻びれはメスよりも長くなるそうです。また、メスは抱卵するとお腹がふっくらとしてきます。

【繁殖】
 3m×1.5m水槽なら出来ると思います。うまく繁殖すると、150〜200個もの卵を産み、オスが口で咥えて守るタイプのマウスブルーダーだそうです。それにしても、卵のサイズが直径1.3センチもあるというのですが、本当にそんな大きなものをそれだけの数口に含めるのでしょうか??
 孵化後も4〜6週間、オスが口の中で守ります。ヨークサックが取れた後は、たまに口の外に出して餌を食べさせ、危険が迫ると口の中に入れて守るのだそうです。
 およそ体長10センチほどになったところで自立を促すのだそうです。
 ただ、水槽内でこれらのことが行われるとは到底考えられませんが・・・。

【備考】
 アロワナの仲間の中でも最大級の部類で、現地では漁獲量も多く、食用にもされているようです。
 この辺の大型魚は素人レベルで飼育するのはかなり困難です。やめておいた方がいいと思います。

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タグ:古代魚
posted by 万里パパ at 13:53 | Comment(2) | TrackBack(0) | 古代魚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月17日

ノソブランキウス・パトリザイ

【名前】ノソブランキウス・パトリザイ
(学名:nothobranchius patrizzi)

【最大体長】6cm

【適正水温】22〜26℃

【適正水質】pH7.0〜8.0 中硬水

【適合水槽サイズ】30水槽以上

【原産地】東アフリカ ソマリア

【餌】生餌(ブラインシュリンプ、ミジンコ、冷凍赤虫)

【飼育のコツ】
 東アフリカ産の年魚です。雨季に孵化〜成長し、乾季には耐久卵を産んで死んでいくと言うサイクルの魚です。
 飼育には0.1〜0.3%程度の食塩水を用いるのが一般的です。水質はそれほどこだわらなくてもいいですが、弱アルカリ性のほうが向いています。そのため、水草をいれるにしても種類が限られてきます。具体的にはマツモ、ウイローモス、バリスネリアなどでしょう。
 フィルターは投げ込みフィルターで十分です。スポンジフィルターでもいいでしょう。あまり強い水流を作るものは向いていません。
 底砂は無い方がいいでしょう。管理が断然楽になりますので。
 夏場の高水温には弱く、28℃を越えるような環境が長く続くようだと体調を崩して死んでしまうかもしれません。部屋丸ごとクーラーの方が安上がりになります。24時間省エネタイプのエアコンを稼動させるのに、我が家の場合(6畳用)月2,000円ほどで済みます。この魚のペアは3000円以上します。導入費用も、水槽用クーラーよりも安いかもしれません。
 この魚はコショウ病にかかりやすく、注意が必要です。治療の際はグリーンFゴールドあたりを規定量の半分程度で使用するといいでしょう
。その他、グルゲア症と言う病気もあり、これにかかると治療は不可能でしょう。

【雌雄の差】
 生後3ヶ月ほどになると、オスは各鰭が伸張し、色が出てきます。また、オスのほうが尻鰭が大きくなります。

【繁殖】
 繁殖に関しては、雨季と乾季を再現してあげる必要があります。具体的には、徐々に水位を下げていく、水温を下げていく、pHを上下させるなど、産卵の引き金となるような変化を与えてやる必要があります。
 産卵床としてはピートモスを使用します。煮沸消毒したピートモスをガラスの器などに入れて水槽に入れておきます。
 産卵を確認できたら、器ごと取出し、ピートをぎゅっと絞って水分を切ります。それをビニール袋などに入れて、乾燥し過ぎない程度に保管します。およそ2〜3ヶ月ほどで発眼してきますので、飼育水にピートモスごと入れて激しく振ります。それから一週間ほどで孵化するはずですが、だめな時は失敗だと思ってください。
 初期飼料は孵化したてのブラインシュリンプですが、場合によってはPSBなどもあると万全でしょう。
 雑駁ですが、詳しい情報は「ノソブランキウス 繁殖」などとぐぐってみてください。

【備考】
 年魚とか耐久卵とか、かなりマニアックな魚です。30センチ水槽でも飼育できるので、そのうち是非チャレンジしてみたいんですよね。
 食塩水に使う塩ですが、粗塩でもいいのですが海水の素の方がよりいいようです。

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タグ:卵生メダカ
posted by 万里パパ at 22:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | メダカ(卵生) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月16日

シルバー・セルフィンモーリー

【名前】シルバー・セルフィンモーリー
(学名: Poecilia velifera)

【最大体長】オス10cm、メス12cm

【適正水温】25〜28℃

【適正水質】pH7.5〜8.2

【適合水槽サイズ】45水槽以上

【原産地】改良品種(原種はメキシコ南部)

【餌】何でも食べます。

【飼育のコツ】
 弱アルカリ性の水質を好みます。一度水槽になじんでしまえば丈夫な魚でたいていの水質に適応しますが、導入時は慎重にしないとデリケートな面もあります。
 飼育水4リットル当たり、小匙一杯程度の塩を入れてあげると良いでしょう。水換え時は水質調整剤などを加えてやると完璧ですが、そこまではやらなくても大丈夫でしょう。

 通常の水道水も一晩エアレーションをするなどして曝気(ばっき)してあげるだけでもペーハーを上げることができます。
 フィルターも好みのものでかまいませんが、弱アルカリ性の水質をキープするためには、ろ材にサンゴ砂などを用いるといいでしょう。底砂も有っても無くても大丈夫です。マツモなどを大量に入れておけば、どんどん殖えますが、水草の少ない水槽では、親が稚魚を食べてしまいますから殖えないで済むかもしれません。

【雌雄の差】
 オスには尻鰭が棒状になった生殖器官「ゴノボジウム」があります。また、オスの背びれは大きくなりますので区別は簡単です。

【繁殖】
 成熟したオスとメスがいれば、繁殖自体は簡単です。特に何もしなくても殖えていくでしょうが、稚魚が隠れられる場所がないと親魚を含めた他魚に食べられてしまいます。マツモやリシアが大量に浮かんでいるような環境なら、稚魚を分けなくても、崩壊するまでどんどん殖えるでしょう。
 もし大事に育てたいなら、お腹が大きくなったメスを産卵箱などに入れて出産させます。ただし、12センチにもなる魚だけに、大き目の産卵ケースが必要です。市販の品には適応するようなものがありませんので、プラケースに網目の粗い籠のようなものを取り付けて産ませるといいかもしれません。ただ、タイミングが計りづらいので、前回の出産から28日間というくらいの目安で産卵箱に入れましょう。
 稚魚の育成も、普通のフレークフードなどを手で細かくしたもので十分ですが、ブラインシュリンプなどを与え、水温を高めで育てると早く大きくすることができるでしょう。

【備考】
 白銀のボディに、大きな帆のような背びれを持つ美しい熱帯魚です。
 これに大変良く似た魚がいまして、学名をPoecilia latipinnaと言います。本種の方が背びれが大きくなり、銀白色のスポットが入る点から区別は出来るようですが、実はこれ原種の話です。本種のような改良品種は、Poecilia sphenopsを含めた3種類を色々掛け合わせて作出されてますので、厳密な学名は無い、と言うのが本当かもしれません。つまり、これらのモーリーたちを一緒に泳がせていると、簡単に交雑してしまい、生まれてきた子はあまり綺麗ではなくなっていきますので、その点は注意した方が良いかもしれません。

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posted by 万里パパ at 11:15 | Comment(3) | TrackBack(0) | メダカ(卵胎生・真胎生) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月15日

モスコー・パンダ(グッピー)

【名前】モスコー・パンダ(グッピー)

【適正水温】20〜28℃

【適正水質】pH6.0〜8.0

【適合水槽サイズ】小型水槽以上

【原産地】中南米(原種)

【餌】なんでも良く食べます。具体的には熱帯魚用や金魚用のフレークフード、顆粒状のフード、冷凍や乾燥のアカムシ、ミジンコ、イトメ、ブラインシュリンプなど、一般に熱帯魚用や鑑賞魚用として売られているほとんどのフードを食べます。もちろん口に入るサイズならですが。口に入らなくても突付いて食べられるものは食べます。

【飼育のコツ】
 グッピーはどちらかと言うとアルカリ性よりの水質を好みます。弱酸性に傾きすぎた水質では体調を崩しますからご注意ください。
 本種は尾びれが小さく、活発に泳ぎ回るタイプのグッピーですが、強い水流はそれほど強くないので、水流を弱めるような工夫が必要です。グッピーのブリードをして楽しんでいるような方は、底面+大磯や、スポンジフィルター、投げ込み式のフィルターなどを使って飼育し、頻繁な換水、頻繁なリセットを行っているようです。
 底砂は有っても無くても良いのですが、上記のような理由から大磯砂を使用した水槽が多いと思います。その場合いわゆる「未処理」の大磯砂がいいでしょう。ただし、その場合育てられる水草には制限が多くなりますのでご注意ください。
 水槽に入れる水草にも注意が必要です。硬い葉をつける種類などだと、グッピーの鰭がひっかかり裂けてしまったりしますので、そのような種類の水草は本来向きません。硬い水草と言っても、アヌビアス・ナナやミクロソリウムなどは問題ないでしょう。我が家の場合、一見やわらかそうでも、マツモを大量に入れていた水槽では尾が裂けてしまったこともありました。もし頻繁な換水、リセットを行うのであれば、石などに活着させたアヌビアス・ナナやミクロソリウムの方が向いているのかもしれません。
 グッピーをただ殖やすだけなら産卵箱があれば十分ですが、綺麗な魚の系統維持をするためには、最低限3本の水槽が必要です。1本は繁殖用、次に稚魚育成用、そして選別外の水槽です。できれば、オス用の水槽、メス用の水槽もあったほうが殖えすぎずに良いかもしれません(^^ゞ
 選別の基本は、オスはその系統の色や形が良く表現されたもの、メスは大きくて尾筒が太いものを残し、基準から外れたものは選別外とします。しかし、生後一ヶ月ほどの若魚でこれをこなすのは(私のような)初心者には難しいので、より詳しいHPなどをご覧になったほうがいいでしょう。

【雌雄の差】
 成魚なら何も考えずに判別できます(オスは小さくて綺麗、メスは大きくて地味)が、幼魚の場合の見分け方は「妊娠点」を見ます。メスのお腹の後ろ側には妊娠点と呼ばれる黒い斑点があり、これの有り無しで判別するのが楽です。ただ、種類によってはこれが良くわからなかったりします。
 モスコーパンダも胴体が黒いので分かり辛いですね(^^ゞしかも、オスも尾ひれが大きく広がるわけではないので、ある程度まで成長してから見極めることを繰り返して覚えるしかないかもしれません。

【繁殖】
 オスとメスを飼っていれば、いつの間にか稚魚が生まれています。場合によっては、オスが死んでメスだけしかいないのに、いつの間にか稚魚が生まれていたりします。これは、購入前の段階で(つまりお店で)オスがかかってしまっているためですが、一度の交尾で3度くらいお産しますので、購入後3ヶ月たっていきなり稚魚を発見する場合があったりします。
 通常は、メスのお腹が破裂しそうなぐらい大きくなったら産仔の頃合です。よく言われるのは、お腹が四角く見えるようになったら、まもなく出産だと言う話です。産卵箱に移してしばらく(一週間ぐらいは)置いておくと、お尻から小魚を産み落とすシーンが見られるかもしれません。
 稚魚も、大事に育てるならブラインシュリンプを与えましょう。日に3回ほど与えればいいでしょう。ただし、水をかなり汚しますから、水を清潔に保てるようにろ過能力を向上させたり、こまめな水換えが必要になってきます。生産者などは0.5%程度の食塩水で、ブラインシュリンプの海にして稚魚を育てるなんて言うこともするようです。これは親魚にはやってはいけないですよ。メダカの仲間だけに、日光浴なんて言うのも有効らしいですが、温度変化やコケの問題なんかもありますからお勧めはしません。
 我が家のグッピーも、活ブラインシュリンプで育てたものは成長が早く、ベビーフードや冷凍ブラインシュリンプで育てたものは成長が遅いです。

【備考】
 モスコーパンダは、モスコーブルーとピングーを交配させてできた系統のようです。白銀の上半身に、濃紺の下半身を持ち、目の周りが黒く、確かにパンダっぽい風貌ですよね。
 写真で見るとその美しさの半分も伝わらないと思いますが、濃紺のボディも光の当たり具合によってはメタリックな輝きを見せて大変美しいです。
 
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タグ:グッピー
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2009年03月14日

パキスタン・ローチ

【名前】パキスタン・ローチ
(学名:Botia almorhae(lohachata:旧名))

【最大体長】 10cm前後

【適正水温】 22〜30℃

【適正水質】 pH6.0〜7.5

【適合水槽サイズ】 45水槽以上

【原産地】インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパールなど

【餌】何でも食べます

【飼育のコツ等】
 基本的には丈夫で長生きしますし、これと言ったことはないのですが、強いてあげるなら皮膚が少し弱く、白点病や寄生虫などに罹患するかもしれません。ですので、導入時は十分にトリートメントとを行い、水合わせをしてから本水槽に入れて上げましょう。
 餌はそれほど意識しなくても、こぼれ餌でも十分生きていけますが、健康状態を維持するためには沈下性の餌(コリドラスタブレットやドジョウの餌など)を与えると良いでしょう。赤虫なども大好きで、水面に上がってきてでも食べようとします。
 臆病な魚たちは大抵そうなのですが、群れで生活する方が安心するようです。一匹で飼育していると物陰に隠れてなかなかその姿を見ることも出来ないのですが、数が多ければさまざまなコミカルな動きを見せてくれるでしょう。
 水流はそれほど気にしなくても良いです。底砂の無い環境だと落ち着かないかもしれません。流木や水草もあった方がいいでしょう。ただし、柔らかい水草などはかじられてしまうかもしれません。
 同種間では多少争うようですが、多種には温和なので混泳はそれほど問題ないでしょう。しかし、これも個体差で、気性の激しい魚はヒレの長い魚や、動きの遅い魚を襲ってぼろぼろにしてしまうこともあるようです。

【雌雄の差】
 判別は非常に困難ですが、オスはメスよりもほっそりとしているらしいです。抱卵したメスはお腹が膨らんでくるのでそれがメスであるとわかります。
 
【繁殖】
 概してボーシャ(ボティア)類の繁殖は難しく、水槽内での繁殖はほぼ無理でしょう。可能性があるとすれば、東南アジアの業者がクラウンローチに行っているように、ホルモン注射をして産卵を促すぐらいでしょうか。

【備考】
 クラウンローチの近縁種になります。現地採集物が安価に出回っており、この熱帯魚を養殖しようと言う人がほとんどいないようです。
 ボーシャの仲間はユーモラスで可愛いので是非飼育してみてください!この魚も、クラウンローチと同じように横になって寝ます。また、クラウンローチよりは積極的に水槽前面に出てきてくれますので、目にする機会が多いでしょう。
 体の縞模様が特徴的ですが、この網目模様が成長に伴って変化していくようです。そうした変化も楽しめる魚ですね^^
 ボディの網目模様が「Y」字に見えるのですが、そうでない魚もいて、同種なのか別種なのか判断に迷うところがあります(^^ゞ

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posted by 万里パパ at 01:14 | Comment(6) | TrackBack(0) | コイ・ドジョウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月13日

照明器具の話

照明器具の話


 水槽用の照明器具は、大きく分けて3種類あります。一番一般的な蛍光灯、メタルハライドランプと言われる、高価で高光量のもの、最近流通が始まったLEDのものです。
 それぞれ特徴がありますから表にしてみました。
画像種類&特徴価格光量水草育成ランプ寿命
一般蛍光灯:
水槽の上に載せたり取り付けたりするタイプで、一番汎用性の高いものです。
安い普通6,000〜13,000h
水中蛍光灯:
水中に設置するタイプで、水面の反射が無いため効率は高いのですが、水草が曲がって育つと言う情報もあります。また、正面から水槽を見たとき逆光になるため、美しい水景を作るためにはエアーカーテンの設置など、多少の工夫が必要です。
少し高い普通微妙
インバーター式蛍光灯:
インバーター式には2種類有って、電力消費を抑えるタイプと光量を稼ぐタイプに分かれます。ちらつきが無いので綺麗に見えますし、蛍光灯の単価は安く済みます。しかし、本体価格はやや高めです。ただし、PL管や電球型蛍光灯を使用するタイプはこの限りではありません。PL管や電球型は全長が短いため、水槽の全景を照らすのは少し苦しいです。
高いやや多い
メタルハライドランプ:
指向性の強い光を上から当てるため、自然に近い感じで水槽が大変美しく見えます。水草の育成にも最適です。しかし、本体か価格はかなり高く、交換球も高価です。電力消費量も高く、とにかくコストの高い照明です。
かなり高いかなり多い最適約9,000h
LED照明:
低発熱、低消費電力と言われていますが、その分暗く、光量も少なめです。また、植物の育成に必要な波長の光成分が少ないため、水草も育ちにくいと言われています。
高い少ない不適約20,000h


 照明設備には、水景を美しく見せるためと、水草を育成するためと言う役割があります。赤みを出すためや、青みを出すためのランプなんかもありますが、これはほとんど好みと言うことで間違いないでしょう。
 水草の育成にはもちろん強い光が必要ですが、CO2や肥料分とのバランスが取れなければ、コケの発生を助長するだけになったりします。

 蛍光管には植物育成用とか鑑賞魚用などもありますが、色味の問題を除けば普通の蛍光灯とほとんど変わりません。もちろん、メーカーがお金をかけて研究・開発した商品ですから、違いがあるのは間違いないでしょう。ただ、実感としてあまり差を感じないだけです。ちなみに、光の強さを示す基準と言うのは、

1.光束=ルーメンと言う単位で示される光源が出す光の量、つまり絶対的な明るさを示す数値です。
2.輝度=カンデラ。正面から見た光源の面積あたりの明るさを示す数値です。
3.照度=ルックス。これは面積あたりの照射体の明るさです。

 つまり、ルーメンが強い方が効率がいいはずなのですが、反射板やレンズの有無で輝度や照度は変化します。安売りの東芝製20W蛍光管が1230ルーメンあったりしますが、NECビオルックスは800ルーメン、東芝のフィッシュルックスは420ルーメンです。
 これをどう感じるかは読む方にお任せします。

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タグ:飼育器具
posted by 万里パパ at 15:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 飼育器具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月12日

ベタ・ルブラ

【名前】ベタ・ルブラ
(学 名:betta rubra)

【最大体長】5cm

【適正水温】22〜26℃

【適正水質】pH6.0〜7.0 軟水

【適合水槽サイズ】45水槽以上

【原産地】スマトラ島北部

【餌】赤虫、ブラインシュリンプ、人工飼料

【飼育のコツ】
 原産地では、平野部のブラックウォーターの小川に生息しています。そこでの水質は弱酸性の軟水であり、ほぼ止水に近い環境のようです。これを再現してあげるのがいいでしょう。ピートなどを使って硬度を下げ、フィルターは強い水流を作らないもの、具体的にはスポンジフィルターか投げ込み式のフィルターが向いているでしょう。エアレーションは不要です。水温は比較的低水温を好むので、24℃前後を保ってあげると良いでしょう。
 混泳は可能ですが、できればペアで飼育して、繁殖を楽しみたいですね。
 照明設備は特段の配慮は必要ありません。明るすぎる照明は魚にストレスを与えるかもしれません。また、隠れ家を用意してあげるべきです。石は硬度を上げるため、小さめの流木を組んで作ってあげるのが良いでしょう。
 強い照明を避けるため、水草は陰性のものしか育たないでしょう。具体的にはウィローモスやミクロソリウム程度です。マツモでも大丈夫かもしれません。

【雌雄の差】
 オスは発色が強く暗色のパーマークが入りますので区別できます。発情期になるとさらに赤く染まって大変美しくなります。

【繁殖】
 メスが卵を口に咥えて守るタイプのマウスブリーダーです。気の合うペアなら交尾を繰り返し、どんどん産卵していきます。
 ただ、卵を咥えてから3日以内が一つの山で、食卵をしてしまうことが多いようです。特に初産では食卵することが多いようです。
 メスが卵を口に咥えて2週間ほどで稚魚を取り出すとうまく殖やせることが多いようです。稚魚の初期飼料はブラインシュリンプで大丈夫でしょう。

【備考】
 良く書かれているのは、「ベタ・ルブラは100年以上前にスマトラで
学術記載された歴史のあるワイルドベタです。しかし、その後今日に至るまでの長期間にわたり、生きた個体を発見したと言う報告がまったくなく、謎のベタとして多くのマニアの方々から語り継がれてきました。」と言う情報です。きっとその通りなのでしょう。
 採集された現地は治安が大変悪く、渡航も難しいようですし、採集地の河川は開発で埋められてしまったそうです。ですから現在流通している個体は全てブリードものです。
 熱帯魚を飼育する醍醐味は繁殖にもありますので、うまく繁殖すると嬉しいですよね^^
 高価な熱帯魚ではありますが、繁殖の成功率はけっこう高そうですので、うまくするとオークションで一儲け出来るかもしれません(笑)

※我が家では未導入
写真をクリックすると購入ページに飛びます。

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posted by 万里パパ at 15:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | アナバス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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