2009年04月29日

コリドラス・エクエス

【名前】コリドラス・エクエス(別名:ベネズエラオレンジ)
(学名:Corydoras venezuelanus)

【最大体長】7cm

【適正水温】20〜27℃

【適正水質】pH6.0〜7.5

【適合水槽サイズ】30水槽以上

【原産】ベネズエラ国 バレンシア

【餌】底に沈む餌なら何でも良く食べますが、生餌を好むようです。

【飼育のコツ】
 コリドラスタブレットなど、専用の餌を与えている分には難しいことはありません。赤虫やイトメを与えると喜びます。どちらかと言えば夜行性で、暗くなってからのほうが活発に餌をあさります。
 水流は苦にしません。濾過能力の高いフィルターを使用したほうがいいでしょう。
 コリドラス類は底砂を口先でほじくりますので、角のある砂は向きません。悪くするとひげがなくなってしまいます。底砂としては細目の大磯が一番向いていると思います。田砂なんかもいいでしょう。ただし、底砂の汚れから病気になったりしますので、底砂を定期的に掃除し、綺麗な環境を保つようにしましょう。
 水草はしっかり根付いていないうちは浮かされてしまうかもしれません。また、この魚の性質上、一面に広がった絨毯のような水草は向きません。餌場として、一定範囲は底床むき出しにしてあげるようにしましょう。また、本来的には水草が繁った水槽はコリドラスには向きません。しいて言うなら、流木や木の根、枯れたブナの葉などで満たされたブラックウォーターが向いていると言えます。
 コリドラス全般に言えることですが、高水温に弱いです。また、導入当初白点病にかかることがありますが、薬物耐性が低いので治療は難しいです。購入時には白点病にかかっていないことを確認して買いましょう。
 混泳は、攻撃的な魚や、コリドラスを食べてしまえるほど大きな魚でなければ特に問題ありません。具体的には小型のカラシン、バルブ、ローチ、アナバス、シクリッドなら問題ないでしょう。
 コリドラス類にはよくあることですが、基本的に臆病なので6匹以上の群れで飼育するといいようです。

【雌雄の差】
 成魚のメスは、オスよりも一回り体が大きいそうです。他には、腹ビレが丸く大きいほうがメスだそうです。
 上から見ておなかが膨れているのもメスです。

【繁殖】
 自然下の繁殖は雨季に行われることが多いようです。これを再現してあげるといいようです。
 具体的には、水温の上昇する春から夏にかけて、換水の際、少し低めの水温の水をじょうろなどで多めに注水してあげるなどです。また、溶存酸素量も多いほうがいいようなので、エアレーションをしたほうがいいでしょう。
 メス1に対しオス2の割合で入れておくと結果がいいようです。
 うまく産卵までいたると、水槽のガラス面などに卵を産み付けることが多いようです。
 3〜5日で卵は孵化し、ヨークサックを吸収し終えたら初期飼料としてブラインシュリンプを与えるといいでしょう。

【備考】
 アエネウスに良く似ているので間違われることもしばしばあります。また、学名については最近まで不詳でSp.だったのですが、今はベネズエラヌスという名前になっています。
 東南アジアでブリードされた固体が多く輸入されているため、現地の水温・水質よりも適応範囲が広いと言うのが一般的です。
 強いオレンジ色を維持するためにはアスタキチン酸を多く含むフードを与えてあげるといいでしょう。例えば咲ヒカリなんかを与えてあげると確実に赤みが増します。

※我が家では未導入
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タグ:コリドラス
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2009年04月28日

フラワーホーン

【名前】フラワーホーン
(交雑種のため学名はありません)

【最大体長】30cm

【適正水温】23〜28℃

【適正水質】pH6.0〜8.0

【適合水槽サイズ】60水槽以上

【原産地】東南アジア(改良品種)

【餌】口に入るものなら本当に何でも食べます

【飼育のコツ】
 一般的に丈夫で飼育しやすいと言われています。
 大きさの割りに、大きな水槽を必要としません。フラワーホーン一匹なら十分60水槽で飼育できます。もちろん、大きな水槽の方が成長もいいですし、鰭も伸張して美しく育てることが出来ます。
 病気にもかかりにくく、かかったとしても一般的な魚病薬で治療できます。
 大食いで水を汚しますので、水槽サイズに見合ったフィルターが最低限必要になります。
 水槽照明は、明るすぎると魚体が色飛びしたりしますので、1灯式がいいでしょう。
 底砂は無い方が管理がしやすいです。水草は入れても無駄なので入れない方がいいでしょう。
 混泳はできません。いや、超大型水槽なら可能かもしれませんが、絶対的にお勧めしません。大変気性が荒く、歯も鋭いので、相手が無傷でいるとは考えにくいからです。より気の荒い魚なら、フラワーホーンが負けるかもしれません。いずれにしてもあきらめるべきです。
 大きく、色を綺麗に育てるコツと言うのは存在するようです。餌はこまめに少量ずつ与えるべきで、生餌などを入れると興奮で綺麗な発色を見せてくれるようです。

【雌雄の差】
 基本的に販売されているものは全てオスだと考えて間違いないようですが、まれに国内でブリードされたものなどはメスがいるようです。
 小柄で地味な方がメスのようです。

【繁殖】
 ペアリングが出来て、120水槽以上なら繁殖が可能なようです。ただし、子育てはしないので、卵を隔離する必要があります。
 産卵後はペアでも喧嘩するので、傷をつけたくなければ別飼育した方がいいでしょう。
 一度の産卵で500個ほどの卵を産むようです。その中で親以上の形質を見せる子は2〜3匹くらいでしょう。それ以外は(場合によって)出来損ないのアメリカンシクリッドです。それもある程度成長しないと見極めが難しいので、アマチュアレベルでは繁殖を考えない方がいいでしょう。

【備考】
 この魚が誕生してから10年も経っていない、ある意味新種の熱帯魚です。色形が風水で言うところの金運上昇につながるとかで、華僑の間でもてはやされているようです。
 もっとも、色や形はそこそこでも、人に慣れる魚が欲しいと言うむきにはお勧めです。現在流行っているアクアリストのスタイルは、自然環境を切り取ったような飼育スタイルを目指している状況ですが、この魚は自然界には存在しない魚ですから、そんなことは考えず、ペットとして飼育すればこの魚の良さを感じられるでしょう。

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タグ:シクリッド
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2009年04月27日

ネオランプロローグス・トレトケファルス

【名前】ネオランプロローグス・トレトケファルス
(学名:Neolamprologus tretocephalus)

【最大体長】15cm

【適正水温】22〜28℃

【適正水質】pH7.5〜8.5の硬水

【適合水槽サイズ】60水槽以上

【原産地】アフリカ(タンガニーカ湖)ただし、売られているものはほとんど東南アジアかドイツのブリード物です。安い方が東南アジアもので、およそ1000円前後でしょう。

【餌】何でもよく食べます。

【飼育のコツ】
 こちらは久しぶりのタンガニィカ湖原産のシクリッドです。
 これはあくまでも「比較的」な話なのですが、マラウィ湖産のシクリッド類は、比較的水質が酸性に傾いても飼育できるのに対し、タンガニーカ湖産のシクリッドは弱酸性の水質には対応しないと言われています。しかし、このネオランプロローグ種の魚は比較的広い水質で飼育できると言われているようです。
 もともと湖産の熱帯魚ですので、それほど強い水流は好みません。しかし、アルカリの水槽で、水草による浄化作用も望みにくいため、濾過能力の高いフィルターが推奨されます。
 この魚の生育環境から、石組みはほぼ必須と言えるでしょう。また、それに伴った底砂もあった方がいいでしょう。
 混泳は出来なくはありませんが、気性が荒いのでやめておいた方が無難です。どうしてもやってみたい方は、隠れ家を多めに用意し、それでもうまく行かないようならスッパリと混泳をあきらめるべきです。

【雌雄の差】
 明白な雌雄差は無く、判別は難しいようです。ただし、オスのほうがメスよりもやや大きいようです。これは同胎の魚に限って判別基準となるでしょう。

【繁殖】
 アフリカンシクリッドの中でも、比較的繁殖が難しいタイプとされているようです。
 まずは幼魚を5〜6匹飼育し、ペアが形成されるのを待ちます。一度ペアが形成されると、後はケーブ(洞穴)に産卵するタイプのようです。植木鉢を逆さまに置くような形が向いているようです。産卵から孵化までおよそ2〜3日かかります。孵化してから5日ほどで孵化したてのブラインシュリンプを与えて飼育すると良いようです。
 3週間ほどで親魚と離して飼育した方が良いそうです。

【備考】
 幼魚の時は、キフォティラピア・フロントーサとそっくりです。見分けは体高の違いでできるようですが、初心者には難しいでしょう。
 英語ではファイブバー・シクリッドと呼ばれていて、体側の5本の線が特徴となっています。


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posted by 万里パパ at 22:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | アフリカンシクリッド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月26日

アピストグラマ・エレムノピゲ


【名前】アピストグラマ・エレムノピゲ(別名:ディアマンテ)
(学名:Apistogramma eremnopyge、英名:Banded Dwarf Cichlid)

【最大体長】7cm(メスは5cm)

【適正水温】22〜28℃

【適正水質】pH5.5〜7.5

【適合水槽サイズ】30水槽以上

【原産地】ペルー イタヤ川

【餌】赤虫やブラインシュリンプ、人工飼料など。けっこう何でも食べます。

【飼育のコツ】
 飼育に関してはこれと言った注意点も無く、丈夫で飼育しやすい魚です。ただし、水質悪化によってエロモナス病を引き起こすことがありますので、水質の悪化には注意したほうがいいと思います。
 あまり強い水流は苦手です。フィルターはスポンジフィルター程度でいいでしょう。その代わりある程度頻繁な水換えが必要になってきます。もっとも、外掛けフィルターや外部フィルターなどでも、普通に飼育できます。
 底床はあったほうがいいでしょう。底床材の色によっても体色が違ってくるようで、暗めの底床だと綺麗になると言う話もあります。明るい色だと全体的に白っぽくなります。また、ペアで飼育する場合、片方が攻撃の対象になることがありますから、隠れられる場所を流木などで作ってあげたほうが良いでしょう。繁殖を狙うのであれば産卵床になる場所を用意するべきです。具体的には素焼きの鉢などですが、流木などに卵を産み付けることも多いようです。
 水草は有っても無くても良いです。あまり大量に水草を入れると、魚を目に出来なくなるかもしれません。
 普段底のほうにいるくせに、なぜか飛び出しますので、蓋はしておいたほうがいいでしょう。
 
【雌雄の差】
 成熟した雄と雌は簡単に区別できます。具体的には、雄は背びれの伸張が著しく大型になります。しかし、幼魚期はなかなか判断に迷うところがあります。上の写真の左がオスで、右がメスです。

【繁殖】
 成熟したオスとメスがいれば、繁殖自体は難しくないようです。産卵は大幅な水替えなどの後に行われることが多いようです。
 産卵の兆候としては、メスが黄色くなってきます。オスとメスがかわりばんこで餌を貰いにくるようになったら産卵しているのかもしれません。産卵してから3〜4日で孵化します。孵化後3〜4日で泳ぎ始めます。これを「浮上する」などと言います。この時からブライン・シュリンプを与え始めます。
 基本的には親が育児しますが、育児放棄していきなり稚魚を食べ始めることがありますので、その際は親を除きます。稚魚を移動させると、稚魚はけっこう簡単に死んでしまうようです。

【備考】
 2004年に発見された新しい種類のアピストです。ディアマンテはスペイン語でダイヤモンドを意味するように、美しい体色を持つ種です。体側には1本のラインが見られ、背ビレの棘状が伸長しライヤーテールの尾ビレを持ちます。口、尾筒、背ビレ前方は黒く染まり、頬の赤い模様が本種の特徴といえます。飼育は容易で、水質にもうるさくなく中性付近でも飼育できます。繁殖も容易で、pHを下げたりしなくても成功にいたるようです。
 アピストは大概高価です。でもうまく繁殖してオークションなどで売っていくと簡単に元が取れてしまったりします^^

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posted by 万里パパ at 17:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 南米産小型シクリッド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月25日

ピンクテールカラシン

【名前】ピンクテールカラシン
(学名:Chalceus macrolepidotus)

【最大体長】25cm

【適正水温】22〜28℃

【適正水質】pH5.5〜7.5

【適合水槽サイズ】60×45水槽以上

【餌】生餌(小赤、メダカなど)、冷凍赤虫、人工飼料

【原産地】南米 ギアナ、スリナムなどのアマゾン川水系

【飼育のコツ】
 基本的には単独飼育が望ましいです。混泳は同じサイズの魚となら可能かもしれませんが、やってみないとわかりません。基本的には気性が激しく、攻撃的な魚です。
 中型の肉食魚で、水も汚しますから、強力なフィルターでベアタンクの飼育がお勧めです。
 遊泳力があり、水槽から飛び出すことも多いので、蓋は必須です。
 それ以外の点では、比較的飼育しやすい熱帯魚です。

【雌雄】
 通説では「不明」となっています(^^ゞ

【繁殖】
 アマチュアレベルでの繁殖は不可能のようです。水族館レベルの水槽で多数飼育すれば可能なようです。

【備考】
 良く似た魚で、イエロー・ピンクテールカラシンがいますが、一応本種とは別種です。
 私の感覚では60レギュラー水槽でも飼えそうに思えるのですが、海外のWEBでは120センチ以上で飼育するように書いてあります。遊泳力が強いので、それなりに泳ぎまわれる広さが必要と言うことのようです。

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タグ:カラシン
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2009年04月22日

ブラックファントムテトラ

【名前】ブラックファントムテトラ
(学名:Megalamphodus megalopterus)

【最大体長】4cm

【適正水温】22〜28℃

【適正水質】pH5.5〜7.5

【適合水槽サイズ】30水槽以上

【餌】フレークフード他の人工飼料、乾燥または冷凍赤虫、ブラインシュリンプなど

【原産地】南米 ブラジル、ボリビアのグアポレ川流域。ただし、流通しているのは東南アジアのブリードもの

【飼育のコツ】
 飼育自体は特別難しいことはありません。温和で丈夫な魚なので混泳も問題なく、餌も良く食べます。ただ、白点病にかかりやすいと言う情報もありますので、急な水温変化には気をつけましょう。
 底砂は有っても無くても良く、フィルターもろ過能力さえ満たしていればどんなものでも大丈夫です。もっとも、強力すぎるフィルターで、水槽内が洗濯機のようになっているのは論外ですが。綺麗な魚で水草に良く映えますので、できれば水草水槽で飼育してあげたいですね。グレーに黒いスポット、白いラインが鰓蓋の付近に走る魚体は本当に水草水槽に良く似合います。多くの水草が育成できる環境ならば、この魚にとっても好適な環境と言えるでしょう。
 群れで泳ぐのを好みますから、ある程度まとまった数を水槽に入れた方がいいです。
 混泳については、この魚を食べてしまうような魚以外とならうまくできることでしょう。

【雌雄】
 オスはメスよりもスリムで、大きめのヒレを持っています。メスは脂ヒレ、胸ヒレ、尻ヒレが赤くなります。

【繁殖】
 繁殖水槽はベアタンクの方が向いていて、浮き草で覆われ、薄暗い照明でセットアップした方がいいでしょう。稚魚を育てている間、水換えを頻繁には行わない方がいいので、水流の少ないスポンジフィルターなどを使用してろ過します。繁殖に使用する固体は冷凍赤虫やイトメなどで栄養をたっぷりと取らせます。いったん繁殖水槽に入れたら餌は最小限にした方がいいでしょう。
 ペーハーを5.5に下げて、水の硬度を4dGHに落とすことによって、産卵を引き起こすことができます。ピートモスを使用して水質を調整するのが良いでしょう。オスは、メスが最大300個の卵を産卵する間、求愛のための動作をとっているようです。
 産卵が終了したら、親魚は水槽から出しましょう。稚魚は大変小さいので、インフゾリアやアルテミア、PSBなどを使用して育てますが、孵化したてのブラインシュリンプでもいいでしょう。10日ほど経つと細かくすりつぶされたフレークフードも食べられるようになります。
 水換えは、少なくとも1週間に一度行なったほうがいいでしょう。

【備考】
 販売されているこの魚の多くは東南アジアでブリードされた個体です。現地採集されたものはあまり出回りません。

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posted by 万里パパ at 22:48 | Comment(4) | TrackBack(1) | 小型カラシン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月20日

水槽クーラーの話

水槽クーラーの種類とメリットデメリット


 これからの季節、水槽管理は水温上昇との戦いになってきます。熱帯魚と言っても、水温が28度を越える頃になると適正水温がぎりぎりになってきますし、30度を超すとミクロソリウムのように枯れてしまったりする水草もあります。濾過細菌たちも活性が落ちてきて、水も痛みやすくなり、水温上昇は溶存酸素量の低下を招きます。もちろん、高水温に弱い熱帯魚はばたばたと落ちていきます。
 こうした状況を防ぎ、水槽を維持していくためには過度の水温上昇を抑えるための器具や工夫が必要になってきます。
 それではどのようなものが有るのかを見て行きましょう。

1.クーリングファン



サマーセール!夏場の水温上昇対策に!!ジェックス 冷却ターボファン ビッグ
 安価な割りに効果が高く、お勧めの冷却器具です。これだけで2度以上水温を下げることが出来ます。「え?たった2度?」と思うかもしれませんが、30度と32度では大違いですし、30度と28度でも随分違います。ちなみに去年の夏はこれに逆サーモを組み合わせて使用した水槽はおおむね28度以内で済みました。他の水槽が32度などになるような環境で、です。つまり、使用環境によっては4度ほども水温が下がることがあるわけです。
 水温の細やかな管理や節電のためには逆サーモを組み合わせたほうがいいでしょう。

 ジェックス ファン専用サーモスタット FE―101(保証印)
 逆サーモにはエヴァリスのとGEXのがありますが、使い勝手がいいのはGEXの方だと思います。何が違うかと言うと、温度調整が出来るかできないかです。GEXのは任意の温度に調節できます。また、電気系の技術に長けた人なら普通のサーモを改造しても使えるようです。

2.水槽用クーラー



 ZR―75E+コンパクトポンプ1000 フルセット 50Hz テトラバージョン
 水槽用クーラーは強力で、冷やしたい温度にぴたりとはまります。ある意味ではこれほど強力なものは無いのですが、大きな弱点が二つあります。
 弱点1:排熱を室内に出してしまうこと
 弱点2:電気代がえらくかかること
 この二つは実はリンクしていまして、排熱を室内に出すため室内の気温が余計に上がり、それが水槽を温め水温を上昇させる。これをクーラーで冷やす。電気代がかかる。また排熱が出る。の繰り返し。
 排熱をダクトで外に出すなどすればかなり有力な冷却方法だと思います。ただ、クーラーと言っても、ペルチェ式と言われる安価なものもあります。こちらは前述のものと違い、それほど大きな冷却能力はありません。そのかわり、消費電力も騒音も少なくて済みます。ペルチェ式で有名なものはテトラのCXシリーズです。

 テトラ テトラ クールボックス CX―60(保証印)
 ちなみに、ペルチェ式とはペルティエ素子と言う、電気を流すと表面と裏面の温度差が60度にもなるものがあって、これの高温側を使って空冷で冷やすと言うシステムです。分かりにくいですかね?(^^ゞ
 私も最初間違えて覚えていたのですが、最初の発音は「BE」ではなく「PE」です。ベルチェではなくペルチェなんですね。

3.ペットボトル式


 一番シンプルな方法です。凍らせたペットボトルをそのまま浮かべて水槽の温度を下げるというものです。今のところ私はこれを使用したことがありませんのでなんとも言えませんが、これで夏を乗り切れたと言う話を散見しますので、全くバカにしたものでもないと思います。
 ただし、マイナス側の意見もあって、これで下がるのは1度程度だとか、氷に触れている部分だけ温度が下がってかえって魚に悪いだとか、すぐに解けてしまうので効果は無いとか・・・。
 勇気のある方は是非試してみてください(^^ゞ

4.部屋ごと冷房する



【送料無料】インバーター冷暖房除湿タイプ ルームエアコン(約6畳)パナソニック CS-F229A
 これもヒーターと同じで、水槽一本ならなんとでもなるのですが、水槽本数が増えてくると全ての水槽にファンと逆サーモなんてつけてられないのです(^^ゞ
 オーバーフローシステムで、全ての水槽の水を一元管理していれば水槽クーラーでもいいかもしれませんが、そうでもなければやっぱりルームエアコンが最強なのです。ちなみに、値段は決して最強でもなく、水槽用クーラーとほぼ変わりません。電気代は恐らくルームエアコンの方が安いです。推測で申し訳ないのですが、一応それが定説になっているようですのでご了承くださいm(__)m
 ただし、ルームエアコンも万能ではなく、風の当たり場所などによっても水槽温度が違ってきます。細やかな温度管理をしたい場合は、水槽用クーラーか、逆サーモ+ファンを併用することをお勧めします。

水温管理のコツ


 飼育する魚によっては適正水温が違います。例えばプレコやクーリーローチ、エビの仲間は比較的低めの水温を好みます。逆に、ディスカスやセベラムなどは高めの水温にしたい事が良くあります。稚魚をいっぺんに大きくしちゃいたいときなんかも代謝を高めるために高水温にします。そうしたきめ細やかな管理をする場合は、例えばエアコンで室温を24℃程度にしておいて、高めにしたい水槽のみヒーターを入れるなどしたほうが良いでしょう。
 もちろんそれだけ電気代はかかりますが・・・
 ちなみに、エアコンつけっぱなしでの電気代は、試算レベルですが年間2万円弱だそうです。

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タグ:飼育器具
posted by 万里パパ at 18:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | 飼育器具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月18日

リシア

【名前】リシア
(学名:Riccia fluitans)

【推奨する育成環境】
水質→ pH5.0〜8.0、dGH0〜18 N
水温→ 5〜28℃
CO2→ 沈めて気泡を楽しむ場合は必要
   浮かせて増やすだけなら不要
光量→ 沈める場合は1リットル当たり1.4W以上(60水槽で80W以上)推奨
    浮かせる場合は1灯式で十分
有効な施肥→ 沈める場合は液肥、浮かせる場合は不要

【育成のコツ/備考】
 リシアプレートやリシアネットなどに入れて沈めて使用するのが一般的です。沈めたリシアが気泡をまとった姿の美しさは一見の価値があります。
 しかし、もともとは水面を漂うコケの仲間で、和名を「カヅノゴケ」と言います。カヅノ=鹿角で、鹿の角のような枝分かれをしたコケなのです。つまり、水草自体は常に浮こうとしているわけです。特にネットで沈めているような場合、あるとき突然「パッコン!」と言って浮かんできます。ネットから飛び出したリシアはあっという間に水面に広がり、回収するのはとんでもなく大変です。リシアプレートやタイルにハリスで縛りつけた場合は少しずつ離れて浮かんできます。これらが水面では物凄い勢いで増殖していきます。つまり、リシアを入れたなら、常に水面にはリシアが浮いている状態になり、全てを取り除かない限りどんどん増えていくと言うけっこうな地獄を見ることになります。
 我が家では水槽内からは基本的に全て撤去しました。でも全部捨ててしまうのももったいないので、外の睡蓮鉢に浮かべておいたのですが、見事に越冬しました。つい先日も浮かんでいるリシアの半分強を撤去しましたが、しばらくするとまた同じくらい増えることでしょう(^^ゞ
 美しさと大変さを併せ持つ水草だと言えると思います。

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2009年04月17日

鉄魚

【名前】鉄魚(テツギョ)
(学名:Carassius auratus=フナと同じ)

【最大体長】20cm

【適正水温】10〜28℃

【適正水質】pH6.5〜8.5

【適合水槽サイズ】45水槽以上

【原産地】宮城県加美郡 魚取沼産が有名(天然記念物)

【餌】人工飼料などなんでも食べます。

【飼育のコツ】
 基本的には金魚や小鮒の飼い方と一緒です。
 水流はあまり強いものを好みませんが、大きさもありかなりの大食漢で水を汚しますからなるべく強力なフィルターを使用したほうがいいでしょう。お勧めは上部フィルターです。
 底砂は有っても無くても大丈夫です。管理が楽なのはもちろん底砂の無いベアタンクです。ベアタンクにフィッシュレットを設置すればかなり楽だと思います。
 水草はかじってしまうため、葉の柔らかいものは不向きです。逆に言うと、水草が入っていれば非常食にはなるでしょう。
 丈夫で飼育はしやすいですが、水質悪化による尾ぐされ病などにはなりますのでこまめな換水はしたほうがいいです。

【雌雄の差】
 鉄魚の場合と言うのは不明ですが、金魚の場合なら産卵口が真円に近く大きいのがメスで、楕円形で小さ目がオス。繁殖期に「追星」と呼ばれる斑点がえらぶたの後ろなどに出てくるのがオスです。しかし、生後2年程たって成熟したものに限ります。単独飼育では識別は難しいでしょう。

【繁殖】
 鉄魚はキンブナの変異種だと言われています。なのでキンブナの繁殖方法=鉄魚の繁殖方法と思って間違いないです。
 ただし、知られているようで知られていないと言うのも実情で、なかなかそれらしい情報は得られませんでした。
 しいて言うなら、3〜6月の降雨期に、岸よりの浅場のヨシやガマなどの茎や葉に直径1.1mm〜1.5mm程度の卵を産み付けるようです。オスとメスがいて受精できさえすれば、あとは食べられないように卵か親魚を隔離して孵化を待ち、孵化してヨークサックが取れたらブラインシュリンプを与えて育てていくと言うのが普通だと思います。
 水槽内にはそのような植物が有るわけは無いので、アマゾンソードあたりがいいのではないかと思います。アマゾンソードなら食べつくされることは無いだろうと思います。
 
【備考】
 金魚の派手さは苦手だけど、ヒレの長い魚は好きだと言う方にはピッタリの魚です。日淡の魚は多かれ少なかれみなそうなのですが、この魚も類に漏れず保護動物扱いになっていますので採集での飼育はやめましょう。もちろん繁殖物はノープロブレムです。
 どちらかと言うと、水槽内でも品種を維持していくほうが大事なのかもしれません。
 ただし、この魚はキンブナと金魚との交配でも似た様な魚ができてしまうと言われていますので、売っているものが必ずしも原種であるとは限りませんのであしからず。

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posted by 万里パパ at 23:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本産淡水魚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月16日

イナズマカノコガイ

【名前】 イナズマカノコガイ
(学名:Neritina paralella)

【最大体長】 3cm

【適正水温】 20〜28℃

【適正水質】 弱酸性〜弱アルカリ性

【適合水槽サイズ】 ガラスビン〜

【原産地】奄美大島以南の南東太平洋沿岸及び河口域

【餌】 コケ、バイオフィルムなど

【飼育のコツ等】
 高温にはあまり強くないです。25度程度なら大丈夫ですが、長期間28度を超えるような水槽、季節においてはかなりの確立で死んでしまいます。酸性度の高い水槽でも厳しいでしょう。
 この貝はもともと汽水域で生活することの多い貝ですので、汽水の水槽では長期飼育できると思います。また、アルカリで硬度の高い水槽でもかなり長生きできると思います。しかし、それも絶対ではないです。
 繁殖は出来ない貝ですから、販売されているものは全て採集ものになります。
 この貝は、水槽面から剥がれ落ちると自力では起き上がれないとされていますが、実際は起き上がれます。起き上がれないのは弱っているからだと考えて間違いないでしょう。そもそも、よほどのことが無い限り(スネールイーターが攻撃してきたなど)、水槽面や石から剥がれ落ちることがほとんどないのです。ですから、落ちているのを人間が見つけて起こしてやったとしても、そうそう長生きは出来ないと考えていいでしょう。
 また、水槽面をよじ登って脱走したりしますが、2日程度なら水槽に戻せば何事も無かったように動き始めますので、「駄目かな?」と思っても水槽に入れてみてください。
 長生きをさせるコツは
1.硬度がそれなりにある飼育水
2.高水温にしない
3.導入時に慎重に水合わせを行う
4.スネールイーターと同居しない
5.餌となるコケやバイオフィルムをつきさせない
 と言った所でしょうか。

【雌雄差】
 巻貝の種類はたいがい雌雄同体です。

【繁殖】
 両側回遊型の生涯を送りますので、淡水・汽水・海水を問わず、水槽内では繁殖させられません。ただし産卵はしますので、水槽面や石の上などに白い卵のうを産み付けることはあります。
 簡単にこの貝の一生を見て見ますと、産み付けられた卵塊から孵化したベリジャー(Veliger)幼生となり、河口域から海へ入って植物性プランクトンなどを食べて成長します。その後着底し、デトリタスや付着藻類などを食べながら河口域まで戻ってきます。
 こうした繁殖の形態は、設備の整った研究室などでも再現が難しいもののようで、アマチュアのアクアリストがどうにかできるような類のものではありませんから、繁殖に関してはすっぱりあきらめましょう。
 これは、この貝を含む「アマオブネ科」の貝全般にいえます。アマオブネ科の貝は、イシマキガイ、シマカノコガイ、イナズマカノコガイ、ドングリカノコガイ、カバクチカノコガイ、イガカノコガイ(サザエイシマキガイ)などが上げられます。

【備考】
 似た様な種類のシマカノコガイと比べて螺塔が低いのが特徴です。貝殻の模様も個体差が激しく、細い縞のものや広い縞の物などが存在します。
 貝殻標本でも販売されるぐらいですから、かなり綺麗な貝なのです。貝単独でも観賞価値があると思います。
 コケ取り能力は
 フネアマガイ>カバクチカノコガイ>イナズマカノコガイ=シマカノコガイ>イシマキガイ
 と言う感じだと思います。

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タグ:コケ対策
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2009年04月15日

ハーレクインシュリンプ

【名前】ハーレクインシュリンプ

【最大体長】1.5cm

【適正水温】26〜29℃

【適正水質】pH7.5〜8.5

【適合水槽サイズ】30水槽以上

【原産地】インドネシア スラウェシ島

【餌】コケ、バイオフィルム、シュリンプフード、赤虫、ひかりキャットなど

【飼育のコツ】
 スラウェシ島原産のエビたちが輸入され始めておおよそ1年が経過したところですが、未だに飼育方法は確立されていません。強いて言うならば、ドイツでは盛んにブリードされているようですので、ドイツの飼育環境は参考になるかもしれません。
 ちなみに、このエビが生息しているトゥティ湖を紹介しなければいけないでしょう。この湖のphは最大でなんと9.5もあるそうです。湖の中にはシアノバクテリアが大量に繁殖していて、それらを主に食べていると考えられます。シアノバクテリアとは藍藻だと考えて間違いないのですが、必ずしも水槽の中に発生する深緑のどろどろのものとは限りません。様々な種類がありますので。これらがあることによって、水中の溶存酸素量は大変多いと考えられます。また、水温は20℃〜26℃で、さらにエビたちは水深4〜5mの湖底に住んでいる場合が多いため、おおよそ20℃前後が生息地の水温だと思います。
 しかし、実際は上記のようなpH、水温で飼育されているのですから、それを大幅に変えて飼育するのはかなり勇気ある行動なのかもしれません。
 とりあえずお勧めなのは、
pH7.5以上
KH6前後
GH10前後
水温26〜29度
 もちろん濾過の効いた溶存酸素量の豊富な水というところでしょう。

【雌雄の差】
 オスの方がいくらか小さく、メスは腹節が膨らんでいますが、小さいため確認は難しいです。

【繁殖】
 ビーシュリンプなどと同じように大卵型の繁殖形態をとりますので、状態良く飼育されていて、なおかつ外敵がいなければ殖えるでしょう。ただし、一度に抱卵する数は10個前後のため、爆発的に殖えるとまではいかないでしょう。

【備考】
 別名が豊富で、ポスト・シュリンプ、トゥティ・ビューティシュリンプなどさまざまな名前で呼ばれています。淡水のエビなのですが、まるで海産のエビのような美しい色合いなので大変人気が有ります。
 輸入初期は一匹3万円もしたようなエビですが、最近はずいぶん価格もこなれてきており、手に入れやすいと思います。
 徐々にではありますが、飼育・繁殖に成功したと言う例も聞こえ始めました。是非飼育を試してみたいエビですよね^^

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タグ:シュリンプ
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2009年04月14日

ウーパールーパー

【名前】ウーパールーパー(別名:アホロートル)
(学名:Ambystoma mexicanum)

【最大体長】20cm

【適正水温】15〜20℃

【適正水質】pH6.0〜7.5

【適合水槽サイズ】45水槽以上

【原産地】メキシコ(原種は国際保護動物。販売されているのは全てブリードもの)

【餌】人工飼料、冷凍赤虫

【飼育のコツ】
 色々と制約があり難しいのですが、一番の難関は水温でしょう。下の15度はどうと言うことはありませんが、上が20度と言うのは日本の夏場では考えられない水温です。水槽用のクーラーを使用するか、部屋ごと冷やすか、冷蔵庫の野菜室を使うかです(苦笑)
 しかし、実際は26度程度までは耐えるようです。ここで、夏場の水槽管理をしたことの無い人は「ふーん、そうなんだ。」と思うでしょうが、これは物凄く難易度が高いことなのです。夏場、私の住む東京ではクーラーをつけていない部屋は普通に40度近くの温度になります。水槽も、小型水槽なら気温とほぼ変わりません。私の経験上、この水温でも平気なのは日本のメダカぐらいです(^^ゞ
 エアコンを常時運転していても、室温を25度程度に下げるのがやっとと言う場合が多いです(もちろん強力なエアコンを設置していれば別でしょうが)。水温が高くなってまずいのは溶存酸素量の低下です。これを補うために、水温が20度を超えたら常時エアレーションしたほうがいいでしょう。なおかつ水槽用のファンなどを併用するといいでしょう。
 次に水質ですが、このウーパールーパー、実は「ネオテニー」と言って、幼形成熟してしまった「メキシコサラマンダー」と言う両生類なのです。水質がアルカリ性に傾くと、ちゃんと成熟して立派なメキシコサラマンダーになってしまったりしますので、お住まいの地域の水質があまりアルカリに傾いているようでしたらpHを調整したほうがいいでしょう。もっとも、そうした変態を見てみたいのなら是非試してみてください(^^ゞ
 飼育にはもちろんフィルターも必須です。フィルターの種類として一番お勧めなのは上部フィルターです。値段を厭わなければ外部フィルターもOKです。外掛けは改造するなどして濾過能力を高めればぎりぎりOKだと思います。後は、投げ込みフィルターを補助的用途で使用するのは問題ないでしょう。不向きなのは底面フィルターです。なぜなら底砂は無い方がいいからです。
 底砂は細かいものはだめだそうです。餌などと一緒に吸い込んで喉を詰まらせてしまうのだとか。細かいと言っても、大磯程度なら普通に飲み込めてしまうので、どうしても入れたい場合は金魚などに使う玉砂利などになりますが、管理が大変になるだけですのでベアタンクがいいでしょう。
 水草はどうしても入れたければ石などに活着できるアヌビアスナナやミクロソリウム、あとは浮き草などもいいでしょう。
 隠れ家となるようなシェルターや石組みはあったほうがいいでしょう。
 基本的に混泳は不可です。小さな魚は食べてしまいますし、大きな魚には鰓を食いちぎられてしまったりします。同種でも共食いしたりしますので、あくまでも一匹での単独飼育が基本となります。

【雌雄の差】
 小さなうちは判別が難しいようです。15センチほどまでに成熟してくると、オスは尻尾の付け根、校門周辺あたりが大きく膨らんできます。

【繁殖】
 正直あまりお勧めはしませんが、成熟したオスとメスがいてペアリングが出来てさえいれば繁殖は可能なようです。
 冬から春にかけて水温が上昇してくる時(おおよそ16度以上)に産卵することが多いようです。ただし、産卵数は結構多く、沢山孵化するとそれの処置に困ると思います。共食いもしますし、里親を見つけるのもけっこう大変です。

【備考】
 ウーパールーパーと言うのは商品名です。実はアホロートルと言うのが本名だったりするのですが、「あほなロートル」と言うイメージの名前だけに、売る際の工夫として別の名前がつけられたようです。
 45センチ水槽にこれ一匹での飼育が苦にならない方は是非飼育してみてください。

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タグ:両生類
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2009年04月13日

メラノタエニア・スプレンディダ・オーストラリス

【名前】メラノタエニア・スプレンディダ・オーストラリス
(学名:Melanotaenia splendida australis )

【最大体長】10cm

【適正水温】20〜28℃

【適正水質】pH6.5〜8.0

【適合水槽サイズ】60水槽以上

【原産地】オーストラリア 西オーストラリア州〜ノーザンテリトリー

【餌】人工飼料、冷凍赤虫など

【飼育のコツ】
 水質などには特にうるさくなく、何でも食べます。ただ、弱アルカリ性のほうが銚子はいいようです。餌に関しては植物質のものを含んだものを与えたほうがいいでしょう。具体的には金魚の餌で十分だと思います。大きさも金魚並なので、水質、餌ともに金魚と同じような飼育で間違いありません。ただ、熱帯魚なので水温の管理には気をつけましょう。この魚が生息する西オーストラリア州のキンバリー付近の年間平均気温は25度程度で、この魚が生息する北限ピルバラでは最高気温50度近くになります。もちろん水温がそこまで上昇するわけではありませんが、温帯の魚と言うわけではないので注意しましょう。
 この地域では、乾季はアルカリ性の硬水に傾き、雨季は弱酸性の軟水に傾きます。もし、魚に四季を感じさせようとしたら、水温変化の他にこうした違いを感じさせるのもいいでしょう。
 それなりに大きくなる魚ですので、濾過能力は高いほうがいいです。しかし、それほど強い水流は好みませんので、水流を弱める工夫が必要です。
 底砂は有っても無くても大丈夫です。
 混泳は可能ですが、繁殖を狙うならもちろん単独飼育になります。もっとも、知らないうちに稚魚が泳いでいるようなこともあるでしょう。

【雌雄の差】
 オスはメスよりスマートです。抱卵したメスはおなかが膨らんできます。

【繁殖】
 成熟したオス一匹に対して、複数のメスがいたほうがいいでしょう。産卵はウィローモスや毛糸の茂みに産み付けられます。
 この産み付けられたウィローモスや毛糸などを稚魚育成水槽に移して孵化させます。水槽はもちろん孵化する前から立ち上げておくべきで、事前にPSBなどを添加して微生物を発生させておくと後の飼育が楽になります。
 レインボーフィッシュの稚魚にはお決まりですが、この魚の稚魚も大変小さく、初期飼料としてブラインシュリンプは大きすぎるのです。
 ちなみに、産卵水槽には45センチ水槽程度でも不足はありません。30キューブでも大丈夫でしょう。

【備考】
 このブログの読者の方なら既にお気付きかもしれませんが、私はレインボーフィッシュは好きな熱帯魚です。だから少し詳しく書いたりしているのですが、飼育しているのはニューギニアレインボーのみです。理由は簡単で、レインボーフィッシュは我が家の水槽にはちょっと大きいんですよね(^_^;)
 本当はもっといろんな種類を飼育してみたいと思ってはいるのです。
 でも一般的な日本人にはレインボーフィッシュは人気がありません。やはり微妙に大きいからだとは思うのですが。
 金魚ほど美しくはありませんが、一般的な川魚よりは綺麗ですし、繁殖も楽しめるレインボーフィッシュはけっこうお勧めなのです。体型が嫌いと言う方もいますが、タナゴを大きくしたようなものだと思えばそれほど違和感も無いはずです。飼育もしやすい種類が多いですし、何より日本の水に良くなじみます。
 是非レインボーフィッシュを楽しみましょう!

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2009年04月12日

ポリプテルス・エンドリケリー・エンドリケリー

【名前】ポリプテルス・エンドリケリー・エンドリケリー
(学名:polypterus endlicheri endlicheri)

【最大体長】70cm(飼育下では50cm程度?)

【適正水温】22〜30℃

【適正水質】pH6.0〜7.0

【適合水槽サイズ】120×60水槽以上(できれば180×60)

【原産地】アフリカ ナイジェリアなど。チャド湖、白ナイルなど。

【餌】生餌(小赤など)、コオロギ、ミルワーム、人工飼料など。

【飼育のコツ】
 水質などには特にうるさくなく、何でも食べます。基本的には肉食なので、口に入るサイズの魚は食べてしまうため、混泳はポリプテルスどうしか、体高のある魚で無いと難しいです。しかし、それも必ずしも安全とは言えません。
 エンドリケリーはかなり大きくなる熱帯魚ですから、60センチ水槽では飼育できません。10センチ前後で購入してきても、半年以内に30センチを超えてしまうでしょう。大きく育てたいなら、最初から90×45水槽程度で飼育し、30センチを超えたら120×45水槽以上の大型水槽に移しましょう。
 大型で生餌をよく食べる肉食魚で水を汚しますから強力なフィルターが必要です。しかし、あまり強い水流は好みませんので水流を弱める工夫が必要になります。
 飛び出しますので蓋は必須です。大きくなったら蓋のうえに重しを乗せる等の対策も必要になります。遊泳力があるため、驚いて水槽面に突進して怪我をする場合がありますので、なるべく落ち着いた環境で飼育してあげましょう。
 底砂は有っても無くても大丈夫ですが、底面の反射は無い方がいいので、なるべくなら底砂を敷いた方がいいでしょう。その場合、底砂の色によって、また水質によって体色が変化します。大磯砂やガーネットサンドを使用した時の色が好まれることが多いようです。
 この魚の性質として、砂に潜ると言うのがあるようです。もしそれを見たければ底砂を厚く敷く必要があるのですが、掃除などの管理がそれだけ大変になると言うことだけは覚えておきましょう。
 国内のブリード固体とワイルドものが存在します。ブリード固体には虚弱なものや噛み癖のあるものもいるようです。良く観察してから購入しましょう。

【雌雄の差】
 オスの尻びれはメスよりも長く、幅広くなります。また、メスは抱卵するとお腹がふっくらとしてきます。

【繁殖】
 成熟したペアがいれば可能のようです。水温上昇時で、水量も増えると良さそうです。
 オスがメスを追いかけ始め、いつも寄り添って泳ぐようならそろそろ産卵の気配です。オスが自分の尻鰭をメスの産卵口に巻きつけるようにして卵を受け取り受精させるようです。
 産卵後3日ほどで孵化します。ただし、孵化率は低く、20〜30%程度のこともあるようです。孵化率を上げるためには、水槽を消毒するなどして、かびさせないようにするといくらかは孵化率が上がるでしょう。稚魚のヨークサックがなくなりかけたらブラインシュリンプを与え始める頃合です。一週間ほどでイトメを食べられるようになります。しかし、イトメが持っている雑菌で稚魚が死んでしまうこともありますから、与える前にイトメを薬浴させるなどした方がいいかもしれません。
 稚魚〜若魚の間はまるでウーパールーパーのような外鰓(がいさい)と言うものがあります。そのうち無くなるのですが、これが可愛くてエンドリを飼う人もいるぐらいです。これもだんだん大きくなると稚魚同士で共食いが始まったりして食べられることもあります。成長に差が出てきたら分けた方がいいでしょう。

【備考】
 ポリプテルスの体の縞模様などは物凄く好みがあるようです。と言うのは、私にはその辺の感覚が良くわからないからなのですが(^^ゞ
 犬も魚も飼育していくうちに愛着がわきますから、あばたもえくぼに思えてくるものだと私は考えるのですが、一般的な熱帯魚愛好家にとっては、色や模様が一番の飼育目的なのでは?と思えるようなことが多々あります。まあ、それも一つの判断基準なのでしょうね(^^ゞ

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タグ:古代魚
posted by 万里パパ at 21:13 | Comment(2) | TrackBack(1) | 古代魚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月11日

ノソブランキウス・ギュンテリー・レッド

【名前】ノソブランキウス・ギュンテリー・レッド
(学名:Nothobranchius guentheri “Red”)

【最大体長】6cm

【適正水温】22〜26℃

【適正水質】pH7.0〜8.0 中硬水

【適合水槽サイズ】30水槽以上

【原産地】タンザニア ザンジバル島

【餌】生餌(ブラインシュリンプ、ミジンコ、冷凍赤虫)

【飼育のコツ】
 東アフリカ産の年魚です。雨季に孵化〜成長し、乾季には耐久卵を産んで死んでいくと言うサイクルの魚です。
 飼育には0.1〜0.3%程度の食塩水を用いるのが一般的です。水質はそれほどこだわらなくてもいいですが、弱アルカリ性のほうが向いています。そのため、水草をいれるにしても種類が限られてきます。具体的にはマツモ、ウイローモス、バリスネリアなどでしょう。
 フィルターは投げ込みフィルターで十分です。スポンジフィルターでもいいでしょう。あまり強い水流を作るものは向いていません。
 底砂は無い方がいいでしょう。管理が断然楽になりますので。
 夏場の高水温には弱く、28℃を越えるような環境が長く続くようだと体調を崩して死んでしまうかもしれません。部屋丸ごとクーラーの方が安上がりになります。24時間省エネタイプのエアコンを稼動させるのに、我が家の場合(6畳用)月2,000円ほどで済みます。この魚のペアは3000円以上します。導入費用も、水槽用クーラーよりも安いかもしれません。
 この魚はコショウ病にかかりやすく、注意が必要です。治療の際はグリーンFゴールドあたりを規定量の半分程度で使用するといいでしょう
。その他、グルゲア症と言う病気もあり、これにかかると治療は不可能でしょう。

【雌雄の差】
 生後3ヶ月ほどになると、オスは各鰭が伸張し、色が出てきます。また、オスのほうが尻鰭が大きくなります。

【繁殖】
 繁殖に関しては、雨季と乾季を再現してあげる必要があります。具体的には、徐々に水位を下げていく、水温を下げていく、pHを上下させるなど、産卵の引き金となるような変化を与えてやる必要があります。
 産卵床としてはピートモスを使用します。煮沸消毒したピートモスをガラスの器などに入れて水槽に入れておきます。
 産卵を確認できたら、器ごと取出し、ピートをぎゅっと絞って水分を切ります。それをビニール袋などに入れて、乾燥し過ぎない程度に保管します。およそ2〜3ヶ月ほどで発眼してきますので、飼育水にピートモスごと入れて激しく振ります。それから一週間ほどで孵化するはずですが、だめな時は失敗だと思ってください。
 初期飼料は孵化したてのブラインシュリンプですが、場合によってはPSBなどもあると万全でしょう。
 雑駁ですが、詳しい情報は「ノソブランキウス 繁殖」などとぐぐってみてください。

【備考】
 年魚とか耐久卵とか、かなりマニアックな魚です。30センチ水槽でも飼育できるので、そのうち是非チャレンジしてみたいんですよね。
 食塩水に使う塩ですが、粗塩でもいいのですが海水の素の方がよりいいようです。

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タグ:卵生メダカ
posted by 万里パパ at 21:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | メダカ(卵生) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月09日

マーブルバルーンモーリー

【名前】マーブルバルーンモーリー
(学名:Poecilia sphenops=モーリーまたはPoecilia velifera var)

【最大体長】4cm

【適正水温】20〜28℃

【適正水質】pH6.5〜8.0

【適合水槽サイズ】30水槽以上

【原産地】セイルフィンモーリー(メキシコ)の改良品種

【餌】何でも食べます。

【飼育のコツ】
 セイルフィンモーリーが脊椎湾曲を起こした奇形個体を固定したもので、他のモーリーに比べ体質が弱いところがあるようです。水質の変化にも比較的弱いようです。
 体型の割りに活発に泳ぎまわる魚なので、十分な遊泳スペースも必要になるでしょう。また、オスに追い掛け回されるメスや稚魚の隠れ家として水草を多めに植え込んだり、マツモを増やすなどしたほうが良いかもしれません。
 殖やそうと思えばどんどん殖えてしまう魚ですので、家族計画をしっかり持つのも飼育のコツでしょう(^^ゞ
 餌も良く食べ、良く糞をしますから、ろ過能力の大きなフィルターを使ったほうが良いかもしれません。

【雌雄の差】
 オスには尻鰭が棒状になった生殖器官「ゴノボジウム」があります。また、背びれが大きいのもオスでしょう。メスは全体的にオスよりもずんぐりしています。

【繁殖】
 成熟したオスとメスがいれば、繁殖自体は簡単です。特に何もしなくても増えていくでしょうが、稚魚が隠れられる場所がないと親魚を含めた他魚に食べられてしまいます。マツモやリシアが大量に浮かんでいるような環境なら、稚魚を分けなくても、崩壊するまでどんどん殖えるでしょう。

【備考】
 以前に紹介したメタルバルーンモーリーのマーブル模様版です(^^ゞブラックバルーンとセイルフィンモーリーの人工交配種の中から産まれた、突然変異のバルーンタイプを品種化したものです。背ビレもちょっと帆状になります。

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posted by 万里パパ at 19:51 | Comment(3) | TrackBack(0) | メダカ(卵胎生・真胎生) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月08日

ウイーンエメラルド

【名前】ウイーンエメラルド(グッピー)

【適正水温】20〜28℃

【適正水質】pH6.0〜8.0

【適合水槽サイズ】小型水槽以上

【原産地】中南米(原種)

【餌】なんでも良く食べます。具体的には熱帯魚用や金魚用のフレークフード、顆粒状のフード、冷凍や乾燥のアカムシ、ミジンコ、イトメ、ブラインシュリンプなど、一般に熱帯魚用や鑑賞魚用として売られているほとんどのフードを食べます。もちろん口に入るサイズならですが。口に入らなくても突付いて食べられるものは食べます。

【飼育のコツ】
 グッピーはどちらかと言うとアルカリ性よりの水質を好みます。弱酸性に傾きすぎた水質では体調を崩しますからご注意ください。
 本種は尾びれが小さく、活発に泳ぎ回るタイプのグッピーですが、強い水流はそれほど得意ではないので、水流を弱めるような工夫が必要です。グッピーのブリードをして楽しんでいるような方は、底面+大磯や、スポンジフィルター、投げ込み式のフィルターなどを使って飼育し、頻繁な換水、頻繁なリセットを行っているようです。
 底砂は有っても無くても良いのですが、上記のような理由から大磯砂を使用した水槽が多いと思います。その場合いわゆる「未処理」の大磯砂がいいでしょう。ただし、その場合育てられる水草には制限が多くなりますのでご注意ください。
 水槽に入れる水草にも注意が必要です。硬い葉をつける種類などだと、グッピーの鰭がひっかかり裂けてしまったりしますので、そのような種類の水草は本来向きません。硬い水草と言っても、アヌビアス・ナナやミクロソリウムなどは問題ないでしょう。我が家の場合、一見やわらかそうでも、マツモを大量に入れていた水槽では尾が裂けてしまったこともありました。もし頻繁な換水、リセットを行うのであれば、石などに活着させたアヌビアス・ナナやミクロソリウムの方が向いているのかもしれません。
 グッピーをただ殖やすだけなら産卵箱があれば十分ですが、綺麗な魚の系統維持をするためには、最低限3本の水槽が必要です。1本は繁殖用、次に稚魚育成用、そして選別外の水槽です。できれば、オス用の水槽、メス用の水槽もあったほうが殖えすぎずに良いかもしれません(^^ゞ
 選別の基本は、オスはその系統の色や形が良く表現されたもの、メスは大きくて尾筒が太いものを残し、基準から外れたものは選別外とします。しかし、生後一ヶ月ほどの若魚でこれをこなすのは(私のような)初心者には難しいので、より詳しいHPなどをご覧になったほうがいいでしょう。

【雌雄の差】
 成魚なら大きくおなかが膨らんでいるのがメスです。幼魚のうちは判別が難しいので、ある程度まで成長してから見極めることを繰り返して覚えるしかないかもしれません。

【繁殖】
 オスとメスを飼っていれば、いつの間にか稚魚が生まれています。場合によっては、オスが死んでメスだけしかいないのに、いつの間にか稚魚が生まれていたりします。これは、購入前の段階で(つまりお店で)オスがかかってしまっているためですが、一度の交尾で3度くらいお産しますので、購入後3ヶ月たっていきなり稚魚を発見する場合があったりします。
 通常は、メスのお腹が破裂しそうなぐらい大きくなったら産仔の頃合です。よく言われるのは、お腹が四角く見えるようになったら、まもなく出産だと言う話です。産卵箱に移してしばらく(一週間ぐらいは)置いておくと、お尻から小魚を産み落とすシーンが見られるかもしれません。
 稚魚も、大事に育てるならブラインシュリンプを与えましょう。日に3回ほど与えればいいでしょう。ただし、水をかなり汚しますから、水を清潔に保てるようにろ過能力を向上させたり、こまめな水換えが必要になってきます。生産者などは0.5%程度の食塩水で、ブラインシュリンプの海にして稚魚を育てるなんて言うこともするようです。これは親魚にはやってはいけないですよ。メダカの仲間だけに、日光浴なんて言うのも有効らしいですが、温度変化やコケの問題なんかもありますからお勧めはしません。
 我が家のグッピーも、活ブラインシュリンプで育てたものは成長が早く、ベビーフードや冷凍ブラインシュリンプで育てたものは成長が遅いです。

【備考】
 本種をダブルソードとして紹介する場合もありますが、実際は「トップ付きのボトム」と言うところで、ダブルソードではありません。このような色の美しいグッピーは、系統維持のためにも選別は行ったほうがいいでしょう。選別の基準は厳しすぎると残すものが少なくなりすぎる恐れがありますので、多少は大目に見てやりましょう・・・。
 ちなみに見るべきところですが
背びれ・・・黄色いこと
尾ひれ・・・上下で色・模様が違うこと
上半身・・・黒い点があること
下半身・・・メタリックブルーであること
 なんていう感じでしょうか。もちろん、コンテスト基準を考える人はもっと厳しい目で選別しないといけないでしょうけど(^^ゞ
 
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タグ:グッピー
posted by 万里パパ at 12:38 | Comment(9) | TrackBack(0) | メダカ(グッピー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月07日

バコパ・オーストラリス

【名前】バコパ・オーストラリス
(学名:Bacopa australis)

【推奨する育成環境】
水質→ pH6.0〜8.0、dGH4〜18 N
水温→ 15〜32℃
CO2→ 不要(添加した方が成長は早いです)
光量→ 1リットル当たり0.7W以上(60水槽で40W以上)推奨
有効な施肥→ 不要(行う場合、イニシャルスティックなど)

【育成のコツ/備考】
 幅広い水質、水温に適応し、それほど強い照明も必要としません。条件が良ければ(照明が強いなど)横にどんどん広がっていきます。
 脇芽を出したら、そこから切って植えることで殖やすこともできます。
 大きさはおよそ30センチほどに成長するようですから、30キューブ水槽以上が向いていると思います。
 成長が速いので水質浄化にも役立ちますね。
 ちなみに、オーストラリスという名前の意味は「南の」というような事で、オーストラリアではありません(^^ゞ南米産です。
 もちろんオーストラリアも南の国なわけです(笑)

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posted by 万里パパ at 12:35 | Comment(2) | TrackBack(1) | 水草(有茎草) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月06日

レインボー・スネークヘッド

【名前】レインボー・スネークヘッド
(学 名:Channa bleheri)

【最大体長】20cm

【適正水温】22〜28℃

【適正水質】pH6.0〜7.5

【適合水槽サイズ】60水槽以上

【原産地】インド アッサム州 ブラマプトラ川

【餌】生餌、冷凍赤虫、慣らせば人工飼料も

【飼育のコツ】
 この魚はとにかく飛び出し注意です。飛び出しが死亡率ナンバーワンで間違いありません。水槽の隙間という隙間に、この魚が入り込めないような措置を取ることが必要です。上部フィルターでも照明との隙間、上部フィルターの出水口なども気をつけるべきです。蓋が必須なのはもちろん、それ以外も注意が必要です。
 動きが遅い魚なので、動きが速い生餌は向いていません。ヒメダカやスジエビなどなら大丈夫でしょう。
 混泳は個体差によりますのでできるかもしれないし、できないかもしれません。同種間では激しく争いますので、基本は単独飼育になります。
 コケ対策でエビやオトシンなどを入れていても食べられてしまいますので、コケ対策に生物を入れる場合、貝類か中型以上のプレコになります。
 底砂は有っても無くても大丈夫ですが、隠れ家は用意してあげたほうがいいでしょう。

【雌雄の差】
 雌雄の区別は容易ではありません。一応見分け方らしきものはあるのですが、全く参考にならないです。複数匹飼育してみてペアが出来るかどうかで判断するしかないでしょう。

【繁殖】
 水槽内で繁殖させるためには四季を感じさせることが必要なようです。冬場は室内の無加温水槽で冬眠(?)させるなどして、徐々に水温を上げて行き、水温が30度近くなるころ急に活性が上がって産卵までいたるようです。
 と、書いてしまうのは簡単ですが、無加温水槽はなかなか勇気が要りますよね(^_^;)
 この繁殖実験を行ったのは外国なわけですが、そこでの水槽容量は250リットルだそうですから、120水槽でしょう。120水槽でペア飼育ですから、60水槽で同じことをやってもできるかどうかは不明です。
 水面に作った泡巣に産卵し、産卵してからおよそ30時間ほどで孵化するようです。その後も両親は稚魚を見守り続け、半年近くの間面倒を見るようです。詳しくはこちらをご覧下さい(英文です)。

【備考】
 繁殖はある意味無加温水槽で飼育していれば出来てしまうかもしれませんね。でもオスとメスと、ちゃんとペアが出来ていないと厳しいでしょう。120水槽に2匹でも、育児が終わったら喧嘩を始めるくらいの魚ですから、いわんや60水槽では・・・。
 繁殖を狙わなくとも、美しく魅力たっぷりの熱帯魚ですので、飛び出しには十分気をつけて飼育してみてください^^

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タグ:アナバス
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2009年04月05日

ブルーレオパード・タティア

【名前】ブルーレオパード・タティア
(学名:Tatia perugiae)

【最大体長】6cm

【適正水温】24〜28℃

【適正水質】pH6.0〜8.0

【適合水槽サイズ】30水槽以上

【原産地】南米 アマゾン川上流域

【餌】イトメ、冷凍赤虫、慣らせばコリドラスタブレットなども可

【飼育のコツ】
 導入時いくらかデリケートな面を見せるようですが、一度水槽になじんでしまうとけっこう丈夫みたいです。ナマズの仲間は概ね薬浴も塩水浴も出来ませんから、トリートメントと言ってもただ清浄な水にアクアセイフなどを用いて慣らしていくくらいしか出来ないかもしれません。いずれにしても、導入時の水合わせは慎重に行うべきでしょう。
 この魚が住んでいるのは、けっこう流れの速い河川だそうですから、水流は苦にしないでしょうけれど、隠れ家となるようなシェルターは必要になります。
 夜行性で、日中はシェルターから出てきませんが、ライトを消した後は水槽内を縦横無尽に泳ぎまくると言う話もあります。
 混泳は可能ですが、お勧めしません。餌取が下手なようで、餌をあげても他の魚に取られてしまい、餌にありつけなくて餓死してしまうことも多いようです。できればこの魚だけの単独飼育水槽にしてあげるといいかもしれません。しいて言うならば、ハチェットなら沈んだ餌には興味を示さないでしょうから問題ないでしょう。稚魚やエビは食べてしまいますからご注意ください。
 底床は無くても平気ですが、前述の通りシェルターは必須です。

【雌雄の差】
 尻びれの形が違うようです。オスはいびつにとがったような形をしており、メスは普通の台形をしています。こちらのページで紹介していますので参考にして見てください。
 その他、メスのほうがオスよりも大きく、お腹のふくらみも大きいようです。

【繁殖】
 詳しいことはわかりませんが、水槽内で繁殖できるようです。
 この魚は面白いことに、体内で受精してから卵を産むので、産卵した卵は基本的に有精卵です。産卵後1〜2日で孵化します。稚魚は比較的大きく、1cmほどもあるようです。最初からブラインシュリンプを食べられるのでそれほど苦労はいりません。

【備考】
 なかなか面白い魚なのですが、夜行性なので普段は行動を見ることが出来ないようです。また、単独飼育で無い場合、餌を食べているのかどうかも確認できないので混泳にはやはり向かないでしょう。
 小さくて小型水槽でも飼えるナマズで、適合する水質の範囲も広いと言う、ある意味食指が伸びそうな魚です(笑)
 ただ、この魚はナマズには珍しく、比較的高水温を好むようなんです。でもそれは飼った事が無いだけに分からないところでもあります(^^ゞ実際は低水温の方が向いている、なんていうこともよくありますからね・・・。
 
※我が家では未導入。
写真から購入ページへ飛びます。

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posted by 万里パパ at 22:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | ナマズ科(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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