2009年06月30日

ラスボラ・ヘテロモルファ

【名前】ラスボラ・ヘテロモルファ
(学名:Trigonostigma heteromorpha)

【最大体長】4.5cm

【適正水温】22〜28℃

【適正水質】pH5.0〜7.5

【適合水槽サイズ】30水槽以上

【原産地】タイからスマトラ半島の広範囲

【餌】何でもよく食べます。

【飼育のコツ】
 大変丈夫で飼いやすい熱帯魚です。よほどアルカリに傾いた水槽や、酸性に傾いた水槽でなければ問題なく飼育できるでしょう。
 ベアタンクから水草水槽まで、よほどのことがない限り問題なく飼育できます。
 混泳は、この魚を食べてしまうような魚や、以上に攻撃的な魚とでなければ問題なく出来るでしょう。
 餌も口に入るサイズであれば何でも食べます。アカヒレの代わりにこの熱帯魚をパイロットフィッシュとして水槽を立ち上げる人もいるぐらいです。

【雌雄の差】
 オスのほうがややスリムです。また、体側のばち模様もオスとメスで違いがあるようです。メスの方は模様の前端部分がほぼ直角なのに対し、オスはやや傾いているようです。

【繁殖】
 まず、繁殖を狙うのであればペア飼育ではだめだと思ってください。この熱帯魚はグループで飼育することで、より繁殖しやすくなるようです。繁殖の引き金としては弱酸性の軟水を用意する必要があります。一番簡単なのはピートモスを使用することでしょう。pH5位まで下がれば十分でしょう。ただ、あらかじめ言っておきますが、繁殖事例自体は多くは無く、難易度は高いです。
 繁殖期が来ると、赤く染まったオスがメスを追い掛け回し、受精すると水草の上に粘着質の卵を産卵するようです。しかし、産卵直後から親が卵を食べ始めてしまうため、産卵したら親魚を水槽から取り出したほうがいいようです(気がついたら)。卵は2日ほどで孵化し、孵化した稚魚は、最初からブラインシュリンプを食べることが出来、育成は容易で、成長も早いそうです。

【備考】
 良く似た種類にラスボラ・エスペイやラスボラ・ヘンゲリーなどがいますが、体側の三角形の模様がはっきりしていればほぼ間違いなくヘテロモルファです。その他は三角形とは言い難い形をしています。
 寿命もこの手の小型魚としては長い方で、3年は生きるでしょうし、うまくすると5年くらいは生きているようです。
 これと言った短所も無く、入門種にももってこいですね^^
 こうした熱帯魚たちは値段の安さもあいまってけっこう軽く見られがちなのですが、うまく色揚げしてやったこの魚が群泳する水草水槽はかなり見ごたえがあります。

写真から購入ページへ飛びます。
タグ:コイ バルブ
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2009年06月29日

ベタ・プラガット “スーパーホワイト”

【名前】ベタ・プラガット “スーパーホワイト”
(学名:Betta splendens var.)

【最大体長】7cm

【適正水温】22〜28℃

【適正水質】pH6.0〜7.5

【適合水槽サイズ】ビン以上

【原産地】タイ

【餌】
 赤虫やイトメなどの生餌を好みますが、それだけでは栄養が偏るため、人工飼料も与えましょう。基本的には何でも食べます。

【飼育のコツ】
 アナバスの仲間はラビリンス器官という呼吸器官を持っているので、酸欠には大変強く、このサイズの熱帯魚では考えられないようなビンやコップでの飼育も出来ます。しかし、そうした環境では水質悪化がはげしくなるため、頻繁な水替えなどの措置は必要になってきます。
 底床は有っても無くても良いのですが、水流は嫌います。フィルターは付けるならスポンジフィルターや投げ込みフィルター、底面フィルターなどが良いでしょう。どちらかと言うとフィルターレスの止水水槽が向いています。
 こうした環境を好むので、水草水槽は向いていません。
 ベタは「闘魚」として有名です。恐らく誰でも聞いたことがあるのではないかと思います。同種の魚とは激しく争いますので、混泳は出来ません。違う種類の魚にはそれほど厳しくは無いので混泳できるのですが、鰭がひらひらしたグッピーのような魚も攻撃対象になることがあるため混泳しない方が良いです。我が家では試しに一緒に入れた金魚が攻撃対象になったことがありました(^^ゞ
 同種のメスですら、繁殖期以外は攻撃対象になってしまうため、長期間一緒の水槽に入れておくことは危険です。
 しかし、多種の熱帯魚などとは比較的温和に混泳できる場合もあります。エビ類は好んで食べられてしまうため、一緒に飼育しない方が良いでしょう。
 ベタはたまに鰭を広げさせないと鰭が癒着してしまうため、鏡を見せるなどしてフィンスプレッディング(鰭を広げる示威行為)させないといけませんが、常に鏡があるような環境だとストレスで死んでしまいます。

【繁殖】
 水面に泡巣を作り、その下で絡み合うようにして交尾します。産卵と放精が終了したら、オスが泡巣を守り子育てをしますが、魚に任せるよりも人工孵化したほうが歩どまりがいいようです。ただし、孵化した稚魚はすごく小さいので、ブラインシュリンプも食べられません。インフゾリアなどを使用するか、牛乳を使用した初期飼料作成などを行って与えるようです。また、PSBを使用する方法も知られています。

【備考】
 ベタ・プラガットとは、闘わせることを目的として作出された、鰭の小さく動きが早い、闘争心が非常に強いベタのことを言います。もとは全て「ベタ・スプレンデンス」なわけですが、その中でもかなり好戦的な熱帯魚です。
 それにしてもこの白いベタは美しいですね。一目ぼれです。
 これのペアを買って・・・なんて思いますが、本当にベタはオスメスを一緒にするタイミングが難しいです。恐らく何度か失敗しないとコツがつかめないのだとは思うのですが・・・。
 失敗する=メスを殺す、と言う感じなのでちょっと気乗りしない部分もあるんですよね(^^ゞ

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タグ:アナバス
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2009年06月28日

バンブルビーキャット

【名前】バンブルビーキャット
(学名:Pseudopimelodus raninus)

【最大体長】15cm

【適正水温】20〜28℃

【適正水質】pH5.5〜7.5

【適合水槽サイズ】 45水槽以上

【原産】南米 スリナム〜ペルー

【餌】基本的には生餌を好みます。赤虫やイトメ、昆虫(幼虫)、小型の魚、慣らせば人工飼料も食べます。

【飼育のコツ等】
 南米原産の中型ナマズです。適合水質、水温は幅広く、飼育水質をあまり選びません。したがって、飼育スタイルもかなりのバリエーションがあります。
 この熱帯魚の大きな問題は夜行性であるところにあります。明るい時間(照明をつけている時間)は物陰に潜んでいて動かないので、姿を見ることが出来ないでしょう。だからと言って隠れられるスペースをなくすのは間違っています。安心して隠れていられる石組みや流木を用意した方が良いでしょう。
 混泳するなら体長10センチ以上の魚がいいでしょう。8センチまでの魚は食べられてしまうことがあるようです。ただし、この熱帯魚は特別攻撃的だったりと言うことはないようです。
 餌付けさえうまく行けば比較的楽に飼育できる熱帯魚であると言えるでしょう。

【雌雄の差】
 ほぼ判別不能ですが、メスのほうがいくらか大きく、抱卵するとおなかが膨らんできます。

【繁殖】
 水槽内での繁殖事例は見つけられませんでした。ご存知の方は情報を教えていただけるとうれしいです。

【備考】
 これと良く似た種類にドワーフ・バンブルビーキャットと言うのがいますが、そちらは体長6センチほどにしかならない小型種で、本種とは別種になります。
 しかし、熱帯魚店では本種でありながら「ドワーフ」として売っている場合がありますのでご注意ください。

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タグ:ナマズ
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ブロンズ・プレコ

【名前】ブロンズ・プレコ
(学名:Chaetostoma thomsoni)

【最大体長】10cm

【適正水温】22〜26℃

【適正水質】pH6.0〜7.5

【適合水槽サイズ】30水槽以上

【原産】コロンビア

【餌】コケ、キュウリなど

【飼育のコツ】
 このプレコの飼育に関しては「餌付け」が最大のネックになるでしょう。とにかく草食性が強く、人工飼料にはほとんど餌付いてはくれません。逆に言うと、餌付けさえ出来てしまえばこっちのものなんですけどね。
 コケに悩まされるような水槽に入れてあげるといいかもしれません。それ以外ではキュウリや茹でた無農薬のほうれん草なんかがいいでしょう。
 綺麗な水を好みますから、頻繁に水を換えたほうがいいでしょう。水流はそれほど気にしません。
 混泳に関してはそれほど問題はありませんが、このプレコが口に入ってしまうようなサイズの魚とは混泳できません。
 底床はあってもなくても大丈夫ですが、流木はあったほうがいいでしょう。

【雌雄の差】
 オスの頭部は平たく幅広く、腹鰭が大きいとの事です。

【繁殖】
 水槽内での繁殖事例は多くはなく、全く分からないと言うのが実情です。ただ、繁殖しないと言うわけでもないので、うまくきっかけなどをつかめればブリーダーになれるかもしれません。

【備考】
 長期飼育の難しいプレコです。もっとも、水草水槽で何のこともなく長期飼育されている方もいるようですから、うまく環境に馴染んでしまえばそれほど難しいと言うわけではないようです。
 飼育のコツのところには草食性が強いと書きましたが、自然界ではそれなりのたんぱく質などもとっているでしょうから、プレコタブに餌付いてくれればそれに越したことはないですよね。
 この魚の学名についても少し・・・。
 他のサイトではChaetostoma wucheriとしています。そちらが正しいのかもしれないのですが、この名前でWEBをサーチするとヒットするのはほとんどが日本のサイトなのです。日本は決してアクアリウム先進国ではないわけで、この結果はちょっと納得しがたいものがあるのです。そこでGenus Chaetostomaの魚たちを調べたのですが、どうしてもwucheriと言うのを発見できませんでした。とりあえず、私が写真などを見比べた結果、Chaetostoma thomsoniが一番近いだろうと思い、この表記にしました。もし違っていたら指摘してください。

※我が家では未導入
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タグ:プレコ
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2009年06月25日

コリドラス・ハブロスス

【名前】コリドラス・ハブロスス(別名:コリドラス・ハブロースス、コリドラス・ハブロサスなど)
(学名:Corydoras habrosus)

【最大体長】3cm

【適正水温】22〜26℃

【適正水質】pH6.0〜7.5

【適合水槽サイズ】30水槽以上

【原産】ベネズエラ

【餌】底に沈む餌なら何でも良く食べますが、イトメや赤虫などの生餌を好むようです。

【飼育のコツ】
 まず底床ですが、砂かノーマルソイル、大磯などがいいでしょう。珪砂やガーネットサンドなどはあまり向かないと言われているのは髭を傷つけるからですが、実際の飼育者は平気だといっています。かえってソイルのほうが底に汚れが溜まるため向かないといいます。パウダータイプのソイルも向きません。ベアタンクもあまり向かないでしょう。
 フィルターは、濾過能力さえ満たしていればどのタイプでも問題ないでしょう。もちろん、洗濯機のような状況はいけません。
 水草は有った方が良いでしょう。ただし、餌場となるべき「空き地」は用意した方が良いです。
 口が小さく、大きな餌は食べにくいようなので、真剣にこの種を育てている人はイトメか、刻んだ冷凍赤虫を与えていることが多いようです。
 混泳はできなくは有りません。しかし、注意しなければならないのは、他の大きなコリドラスと一緒に飼育するべきではないと言うことです。餌取に負けたハブロススは、簡単に姿を消してしまうでしょう。もし混泳させるのであれば、グッピーやネオンテトラ、ビーシュリンプあたりが向いているでしょう。
 他のコリドラス類と同じく、白点病は大敵です。一度かかると治癒は難しいです。薬物耐性が低いため薬浴も塩水浴も向きません。白点病をおこさないように、慎重に水合わせを行うべきです。
 アマゾンの水質ですが、雨季は弱アルカリ性、乾季は弱酸性になります。しかし、乾季は魚にとって厳しい環境と言えるので、弱アルカリ性に調整した方が調子が良いようです。

【雌雄の差】
 成魚のメスは、オスよりも一回り体が大きいそうです。他には、腹ビレが丸く大きいほうがメスだそうです。
 上から見ておなかが膨れているのもメスです。

【繁殖】
 水槽飼育に良く馴染んだ、状態のいい個体であれば繁殖は難しくは無いようです。できればオス、メスを複数ずつ入れていた方が良いでしょう。
 他のコリドラスと同じように、Tポジションと言われる体性でメスがオスの精子を吸い取り受精します。卵は水草に産み付けられますが、放っておくと食べられてしまうため、採卵して別のプラケースや産卵飼育箱に入れた方が良いでしょう。卵は一日2個ぐらいずつ産み付けられて、産卵期間中に20〜30個ほどは産むようです。
 産卵後4日ほどで孵化します。孵化した稚魚は沸かしたてのブラインシュリンプを食べられるようです。出来れば一日3回、最低でも一日2回は与えましょう。それでも少しずつ稚魚は落ちて行き、最終的に成魚まで育つのは20%程度でしょう。

【備考】
 こちらも小型のコリドラスです。これと大変よく似た種類に「コチュイ」があります。スポットの数が3つなのがハブロスス、4つなのがコチュイ。体側のラインが切れているのがコチュイ、つながっているのがハブロススとのことですが、私としては違いが良くわかりません(^^ゞ
 ピグミーと違って、普通のサイズのコリドラスをそのまま小さくしたような姿で、まさしくミニチュアコリドラスといった風情ですね^^

※我が家では未導入
写真から購入ページへ飛びます。
(2009年7月24日記載を修正しました)

タグ:コリドラス
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2009年06月23日

サルヴィニィ・シクリッド

salvini-M.jpgsalvini-F.jpg
【名前】サルヴィニィ・シクリッド
(学名:Cichlasoma salvini)

【最大体長】22cm(水槽内では15cmほどと言う情報もあります)

【適正水温】22〜32℃

【適正水質】pH5.0〜8.0 中硬水

【適合水槽サイズ】60水槽以上

【原産地】中米(メキシコ南部やグアテマラなど)

【餌】生餌、人工飼料など何でも食べます

【飼育のコツ】
 この魚の好む水質もアフリカンシクリッドなみの飼育環境を必要とします。pHは中性付近でも大丈夫ですが、硬度が必要になってきます。しかしながら、ファイヤーマウスシクリッドと違うのはその強靭さです。とにかく丈夫で水質を選びません。弱酸性の軟水でも何のこともなく飼育できます。
 底床か濾材にサンゴ砂を用いるなどして硬度やpHを保った方が良いですが、そんなことをしなくてもベアタンクで大丈夫でしょう。
 大変丈夫な魚で、飼育自体は容易です。シクリッドの中では比較的温和な部類と言われている一方で、このサイズではもっとも危ないと言うようなことも言われていますので、同サイズの熱帯魚と混泳できる可能性もありますが個体差が激しいようですからやってみないとわかりません。ネオンテトラなどの小型魚は普通に食べられてしまうため混泳はできませんし、非常に攻撃的な魚とも無理です。
 底砂は穿り返し、水草は全て引っこ抜いてしまうので水草レイアウト水槽などに入れることも出来ません。しかし、この魚が隠れられるような石組みなどを設けてあげないと、この魚は落ち着きませんので、そうした隠れ家になるようなものの設置は必須です。

【雌雄の差】
 上の写真で左がオスです。オスは各鰭が伸張し、大変鮮やかな色彩になる一方、メスはまるでアピストのように産卵期には体色が黄色くなりますので簡単に判別が出来ますが、幼魚期は判別は無理です。およそ7センチほどまでに成長すると見分けがつくと言われています。

【繁殖】
 気の合ったペアが出来れば繁殖は容易だそうです。ペアを作るには、5〜6匹の幼魚を水槽に入れてペアが出来るのを待ちます。ペアが出来ると、そのペアが他の魚を攻撃するようになりますから、他の魚を水槽から出します。最初の1〜2回はうまくいかないかもしれませんが、時期にうまく子育てするようになります。卵を水槽面や石組みなどの産卵基質に産み付ける、いわゆるオープンスポーナーです。両親が稚魚を育てていくと言う、ほほえましい姿を見ることが出来るかもしれません。

【備考】
 個人的な好みの部類なんですが、この熱帯魚物凄く惹かれます。魚体の美しさもさることながら、気性や頑健さ、繁殖形態などけっこうつぼです。
 普段は写真から購入ページに飛ぶのですが、残念ながらこの熱帯魚をオンラインで販売しているショップを探すことが出来ませんでした。
 なので、今回は魚の写真をクリックしても拡大表示しかされません。
 どなたか楽天でこの魚を見つけたら教えてくださいね。

※我が家では未導入。
posted by 万里パパ at 19:16 | Comment(2) | TrackBack(0) | 中・大型シクリッド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月22日

アウロノカラ・サウロシー・グリーンフェイス・タンザニア

【名前】アウロノカラ・サウロシー・グリーンフェイス・タンザニア
(学名:Aulonocara saulosi)

【最大体長】12cm

【適正水温】22〜28℃

【適正水質】pH7.5〜8.5の硬水

【適合水槽サイズ】60水槽以上

【原産地】アフリカ(マラウイ湖)ただし、売られているものはほとんどドイツのブリード物です。

【餌】何でもよく食べます。

【飼育のコツ】
 こちらもマラウィ湖原産のムブナの一種です。ムブナをおさらいしますと、マラウィ湖に住む10センチ前後の小型のシクリッドのうち、岩場に住み藻類などを好んで食べる種類の総称です。
 マラウィ湖の自然環境は、湖水のpHが7.7〜8.6、水温は表面温度で24〜29℃、深場で22℃だそうです。炭酸塩硬度は、およそ5dH程度です。これらを再現した水槽環境が適しているのは間違いありません。
 底砂は一般的にはサンゴ砂が使用されます。隠れ家として石組みなどを用意してあげると魚が落ち着くでしょう。
 そうした特殊な環境では生育できる水草は限られてきます。具体的にはアヌビアス・ナナ、ウィローモス、スクリュー・バリスネリアなどなら何とか生育できるでしょう。ただし、アルカリ性の水槽はどうしてもコケが出ます。水草にもコケが付いてしまいますから、それは覚悟してください。
 湖に住む魚なので、あまり強い水流は好みません。水流を弱めるような工夫をしてあげるといいでしょう。
 アフリカンシクリッドとしては比較的温和な部類で、混泳もなんとかできるでしょう。石組みを多用するなどして隠れ家を多く作ってあげてください。

【雌雄の差】
 幼魚のうちはほとんど差異が認められません。しかし、成長に伴い、オスは頭部がメタリックグリーンに、胴体は赤地に青の縦縞、尻鰭にはエッグスポットが出てきます。メスは地味な体色のままです。

【繁殖】
 メスが口に卵をくわえて守るタイプのマウスブルーダーです。ペアさえ出来てしまえば、比較的簡単に繁殖できるでしょう。しかし、たまに輸入されるワイルド物の場合は、繁殖難易度がかなり高いようです。

【備考】
 いわゆるピーコックシクリッドの一つですね。メタリックグリーンに輝く頭部がこの魚のシンボルです。
 アフリカンシクリッドに限ったことではありませんが、複数匹を飼育していると、その中で一番強いオス個体のみ綺麗に発色します。それ以外の個体はいじけたように発色が抑えられるのです。
 ですから、綺麗な個体を得るためには複数の中から一番強い個体を選んであげることに尽きるのかもしれません。

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posted by 万里パパ at 23:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | アフリカンシクリッド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月21日

アピストグラマ・ペルテンシス

【名前】アピストグラマ・ペルテンシス
(学名:Apistogramma pertensis、cf. pertensis)

【最大体長】6cm

【適正水温】22〜30℃

【適正水質】pH5.5〜7.5

【適合水槽サイズ】30水槽以上

【原産地】南米 ブラジル アマゾン川など

【餌】赤虫やブラインシュリンプ、人工飼料など。けっこう何でも食べます。

【飼育のコツ】
 飼育に関してはこれと言った注意点も無く、丈夫で飼育しやすい魚です。ただし、水質悪化によってエロモナス病を引き起こすことがありますので、水質の悪化には注意したほうがいいと思います。
 あまり強い水流は苦手です。フィルターはスポンジフィルター程度でいいでしょう。その代わりある程度頻繁な水換えが必要になってきます。もっとも、外掛けフィルターや外部フィルターなどでも、普通に飼育できます。
 底床はあったほうがいいでしょう。底床材の色によっても体色が違ってくるようで、暗めの底床だと綺麗になると言う話もあります。明るい色だと全体的に白っぽくなります。また、ペアで飼育する場合、片方が攻撃の対象になることがありますから、隠れられる場所を流木などで作ってあげたほうが良いでしょう。繁殖を狙うのであれば産卵床になる場所を用意するべきです。具体的には素焼きの鉢などですが、流木などに卵を産み付けることも多いようです。
 水草は有っても無くても良いです。あまり大量に水草を入れると、魚を目に出来なくなるかもしれません。
 普段底のほうにいるくせになぜか飛び出しますので、蓋はしておいたほうがいいでしょう。
 
【雌雄の差】
 成熟した雄と雌は簡単に区別できます。具体的には、雄は背びれの伸張が著しく大型になります。しかし、幼魚期はなかなか判断に迷うところがあります。

【繁殖】
 基本的にほかのアピスト類と同じような感じですが、ペルテンシス属と言われるボディが細身のこのグループは少し難しいようです。稚魚の育成が遅いと言う話を聞きます。

【備考】
 ペルテンシスです。と言ってわかってくれる人はあまりいない熱帯魚です。比較的輸入量の少ないタイプで、この魚の情報はWEB上でもそれほどありません。細身のアピストの練習にはいいかもしれませんね。


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タグ:アピスト
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2009年06月19日

シルバー・ドラド

【名前】シルバー・ドラド
(学名:Brycon cephalus、別名:マトリンシャン)

【最大体長】22cm?(細かな分類がされておらず、地域によってサイズが違うようです。最大50cmという話もあります))

【適正水温】22〜26℃

【適正水質】pH5.5〜7.5

【適合水槽サイズ】60水槽以上

【原産地】ブラジル(アマゾン川、シングー川など)

【餌】雑食(植物食性が強く、果物なども食べる)

【飼育のコツ】
 黄金に輝くドラドの近縁種ですが、サイズはドラド(1m)ほど大きくなりません。種族によるのでしょうが20センチ程度のようです。
 この魚に関する情報は少なく、これと言う情報を見つけられませんでした。基本は弱酸性の軟水が向いていると思われます。遊泳力が強いため、多少の水流は苦にしないでしょう。そしてジャンプ力も凄いらしいので蓋は必須です。食性が雑食で、植物食に偏っているため水草水槽での飼育には向きません。臆病で神経質なため、流木などで隠れ家を作ってあげると良いでしょう。
 混泳に関しても情報がないためなんとも言えませんが、口に入る程度の小型の魚は食べるでしょう。

【雌雄の差】
 カラシンなので、恐らく尻びれに差異があるでしょう。カラシンフックがあるほうがオスのはずです。推測でしか判断不能です(^^ゞ

【繁殖】
 水槽内での繁殖例はないようです。難しいでしょう。

【備考】
 普段からこのブログをご覧いただいている方はご存知かと思うのですが、私は主に海外のWEBサイトから情報を集めています。しかしながらこの熱帯魚に関しては非常に情報が少ないです。
 魚の名前で出てくるのはほとんどが釣りの情報です。この熱帯魚は素晴らしいファイターで、強い引きを見せ、良く水面でジャンプを繰り返してアングラー(釣り人のことです)を楽しませるようです。また、この魚は美味でも知られているようです。自然下では川に落ちた果物などをメインで食べているらしく、その香りが良く、身にも甘みがあるのだそうです。
 現地では食用以外の何者でもないようです(^^ゞ英語名すらなく、一般名は全てポルトガル語です。
 食性が雑食性なので、恐らく鯉のえさで十分飼育できるでしょう。

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2009年06月18日

ラミーノーズ・テトラ

【名前】ラミーノーズ・テトラ
(学名:Hemigrammus bleheri)

【最大体長】5cm

【適正水温】22〜28℃

【適正水質】弱酸性の軟水

【適合水槽サイズ】S規格水槽以上

【餌】なんでも良く食べますが、浮上性のほうがいいかもしれません

【飼育のコツ】
 普通に飼育する分にはこれと言ったコツはありません。大変丈夫で飼い易いとされています。ただ、但し一部の個体にかじり癖があるようで、特に低層にいるおとなしいコリドラスなどの背びれをかじる事があるので注意が必要とも言われているようです。
 夏場の高水温時にダメージを受けるときがありますので、夏場は気をつけて飼育したほうがいいかもしれません。

【雌雄差】
 メスの方がひと回り以上大きくなるそうです。

【繁殖】
 繁殖は簡単と紹介されていますが、それなりにコツがいるようです。その際はpHは6程度で、KHは0の弱酸性の軟水が必要だそうです。
 産卵に成功したら、食卵されないように親魚を取り出し、弱めのエアレーションで水を回します。初期飼料もブラインシュリンプでは大きすぎるため、インフゾリアなど(PSBでもいいらしいです)を使用して、4〜5日経った頃からブラインシュリンプを与えます。

【備考】
 本種によく似たレッドノーズと呼ばれるカラシンも存在し、この2種はショップなどでも区別されずに販売されていることが多いようです。 簡単な判別方法としては、尾ビレの三つの黒斑の内まん中のひとつが短いのがラミー、長くクサビ状に伸びボディの方まで入り込んでいるのがレッドノーズだそうです。頭部の色彩はラミーノーズの方が数段美しいので、コレクタション以外の目的ではラミーノーズの購入をお勧めします。
タグ:カラシン
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2009年06月17日

水温計の話

水温計の話


 こちらも水槽管理には欠かせない器具ですね。基本的にはアルコール系の水温計か、デジタルの水温計になると思います。どちらがいいかは好みですね(^^ゞ

1.アルコール系水温計



 きっちり計れる水温計
 一番一般的な水温計です。こうした水温計でも色々なデザインや機能があるものなのです。
 例えば上の写真の水温計は小型のダブルキスゴムで水槽面に止めるものです。我が家にも有ります^^
 これの良いところは見やすいところです。まあ、それは好みかもしれませんが・・・。あと、この水温計は水に浮くため、キスゴムが外れても水槽の底に転がったりしないと言うのも利点ですね。ただ、全体が常に浮こうとしているので、キスゴムが外れやすいような気がしなくも無いです。

水槽の水温を正しく表示してくれるニッソー鑑賞魚用水温計L
 こちらの商品は、水温計の一番下の部分におもりが入っているため、キスゴムが外れても自立して浮いています。もともと垂直に立とうとしているので設置時に曲がって貼ってしまう事が少ないと言うメリットもあります。

 あまりお勧めできないのが小型水槽用として売られている小さなものです。これらはキスゴムが外れると水槽の底に沈んでしまいます。また、小さくて水温が読みにくいです。
 例えばこんなものです。隔離用のプラケなどに使うには十分だと思います。

 《お一人様5点限り》クリスタル水温計 SS
 まあ、安いですし、小さくてボトルアクアリウムなんかにも使える分、存在意義は高いと思います。


2.デジタル水温計(水中タイプ)



 《お一人様5点限り》ミニミニ デジタル水温計
 実は私が最初に買ったタイプの水温計がこれでした。まあ、ちょっとおしゃれな感じは悪くないのですが、これの最大の欠点は水がしみ込む事です。
 もちろんシーリングはされているのですが、ある程度の期間使用していると、どうしても中に水が入ってきます。で、簡単に壊れます(^^ゞ
 デジタル水温計は見やすくて良いのですが、水中タイプは避けたほうが良いでしょう。
 ただし、最近では水中型のソーラー水温計なんかが出来ています。こちらは水槽照明で表示されるので電池交換はもちろん不要です。逆に言うと暗いときは見えません(^^ゞ

電池交換不要!GEX - AQUTE 水中型ソーラー水温計 SAT-LX200


3.デジタル水温計(外部設置式)



気温記録機能付!マルチ水温計(保証印)
 せっかくデジタルなので、室温と水温の表示や、その日の水温の寒暖差なども見られた方が良いでしょう。この商品なんかは低価格で高機能の代表選手ですね。ただし、安いだけに多少の誤差が出ることもあるようです。

水温と室温をダブル計測!デジタル水温計 FD―25
 こんな商品もありますね。メーカーの好みの問題かもしれません(^^ゞ


 結論として、
1.安定した品質の提供、壊れにくさ、安さで選ぶならアルコール系の水温計。
2.水温の見易さ、高機能ならデジタル水温計。

どちらを使うかはお好み次第ですが、マルチタイプの水温計も1台ぐらいあったほうが使い勝手が良いかもしれませんね^^
posted by 万里パパ at 23:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | 飼育器具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月16日

ミクロソリウム・ナローリーフ

【名前】ミクロソリウム・ナローリーフ
(学名:Microsorium pteropus'Narrow leaf')

【推奨する育成環境】
水質→ 弱酸性〜弱アルカリ性、軟水〜中硬水
水温→ 10〜28℃
CO2→ 無くても可(添加すると成長が早くなります)
光量→ 1リットル当たり0.7W以上(60水槽で40W以上)推奨
有効な施肥→ 不要(したほうがもちろん良く育ちます。)

【育成のコツ/備考】
 CO2の添加も施肥もいらず、低光量でも育成でき、幅広い水質に適合する本種は、(私のような)水草初心者の強い味方です。
 ミクロソリウムの仲間はシダ科の植物で、陰性(日陰で育つ:低光量で大丈夫)のため、成長は遅いです。また、高温にはめっぽう弱く、シダ病を発症して葉が黒く枯れてしまいます。また、シダ病は水の流れが悪い場合などでも発生しますのでご注意ください。水質浄化用としても最適です。
 他の水草の陰に植えたりしていますと、気がついてみたらかなり巨大化していたなんて言う話もあります。
 低水温にも強く、水温10度程度のビオトープに入れておいても枯れませんでした。なので日淡水槽にも入れられますね。
 葉の先から子株を出して殖えていきますが、放置していると親株が弱ってきますので、取り去って別に植えた方が良いです。
 流木や石にも活着します。また、そうしたほうが底床に直接植えるよりも成長が早い気がします。
 本家のミクロソリウムの葉を細くしたような感じの種類です。原産は東南アジアで、けっこう広く分布しています。葉が細く密生して生えるのですが、我が家のは萎縮してしまい、葉も短くなってしまっています。肥料もあげなければ光量も低く、CO2の添加もない環境でも枯れることなく育ってくれているのはとってもありがたいことです。

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アンブリア

【名前】アンブリア(別名:アジアン・アンブリア)
(学名:Limnophila sessiliflora)

【推奨する育成環境】
水質→ pH5.0〜8.0、dGH0〜8 N
水温→ 15〜28℃
CO2→ 不要(有った方が成長は早いですが、添加しすぎると間延びします)
光量→ 1リットル当たり1.0W以上(60水槽で60W以上)推奨
有効な施肥→ 不要(状況により、イニシャルスティックやブライティKなどが有効な場合もあります)
草丈→ 30cm以上(トリミングしないとどこまで成長するか分かりません)

【育成のコツ/備考】
 成長が早く、余分な養分を消費してくれるのでコケの予防にもなります。一方で、肥料不足で解けてしまう場合も多いようで、水槽の状態のパラメーターになるかもしれません。
 一般的には1〜2灯の照明で十分と言われていますが、暗すぎると枯れます。
 浮力が強く、植え込んだ当初、根付くまでの間は簡単に浮かび上がってしまうので、重りなどをつけておいたほうがいいでしょう。一度根付くと、今度はすさまじいスピードで伸びていく場合があります。そうなるとひたすらトリミングに追われるようになるでしょう。
 カボンバと似ていますが、カボンバが和名でハゴロモモ、アンブリアはキクモと呼ばれています。葉のつき方や広がり方が違うのと、一番大きな違いは育成の容易さです。アンブリアならけっこう枯らさずに育成できるのではないでしょうか。
 今度試してみたいと思います^^

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2009年06月14日

アユカケ

【名前】アユカケ
(学名:Cottus kazika)

【最大体長】30cm

【適正水温】10〜22℃

【適正水質】pH6.0〜8.0

【適合水槽サイズ】60水槽以上

【原産地】日本(太平洋岸では神奈川県以西、日本海側では秋田県以西の河川中流域〜河口域)

【餌】肉食魚なので生餌を好みます。ただし、俊敏な小魚はなかなか捕食できないようです。エビ類も好んで食べるので、慣らせばクリルでも行けそうです。

【飼育のコツ】
 飼育難易度は高いです。何が難しいかと言うと水温管理です。低水温を好みますから、熱帯魚と一緒には飼育できません。夏場の高水温にも耐えられませんから、この魚を飼育するためには水槽用クーラーが必須になります。

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 さすがに部屋ごとエアコンでは無理がありますから、専用クーラーを用意しましょう。ちなみに、専用クーラーで90水槽なら一緒に渓流魚も飼育できたりします。
 水槽用クーラーの排熱対策も考えておきましょう。ちなみに、水槽用クーラーは部屋用のクーラーよりも電気代がかかりますのでご承知おきください。
 アユカケの名前は、エラブタにある棘で鮎を引っ掛けて捕食すると言う話から来ているようですが、真偽のほどは定かではありません。

【雌雄の差】
 抱卵した固体はおなかが膨らんできます。そのぐらいしか判別基準はないと思います・・・。あったら教えてください。

【繁殖】
 11月以降の低水温期に川を下り、干潟などで産卵します。孵化した稚魚は3月頃から川を遡上し始め、1年で10センチほどの大きさになります。つまり、産卵には塩分が必要で、海水の3分の2程度の濃度は必要だそうです。潮の満ち干で干潟になるような浅瀬も必要でしょう。つまり、水槽飼育下での繁殖はほぼ不可能だと思います。

【備考】
 アユカケはカジカの仲間です。カジカはカサゴの仲間ですから、このブログでは初登場の魚種と言うことになります。学名にもカジカが入ってきますね。
 この魚も地域によってはレッドデータに載っているような魚ですから、安易な採集と飼育は避けたほうが良いでしょうね。
 カジカの仲間の中では最大の種類で、普通のカジカに比べると水質、水温ともに比較的丈夫な種類ではあるようです。しかし、ほんの少しの堰堤なども遡上することが出来ないため、多くの河川で遡上出来ずにいるようです。

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タグ:日淡
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2009年06月13日

ムラクモカノコガイ

【名前】ムラクモカノコガイ
(学名:Neritina variegate)

【最大体長】 3cm

【適正水温】 10〜28℃

【適正水質】 弱酸性〜弱アルカリ性

【適合水槽サイズ】 ガラスビン〜

【原産地】奄美大島以南の南東太平洋沿岸及び河口域

【餌】 コケ、バイオフィルムなど

【飼育のコツ等】
 水質、水温に対する適応能力が高く非常に丈夫な貝です。特別に餌を与えなくても水槽内で発生するコケや有機物を食べて生きることができます。
 この貝はもともと汽水域で生活することの多い貝ですので、汽水の水槽では長期飼育できると思います。また、アルカリで硬度の高い水槽でもかなり長生きできると思います。しかし、それも絶対ではないです。
 繁殖は出来ない貝ですから、販売されているものは全て採集ものになります。
 この貝は、水槽面から剥がれ落ちると自力では起き上がれないとされていますが、実際は起き上がれます。起き上がれないのは弱っているからだと考えて間違いないでしょう。そもそも、よほどのことが無い限り(スネールイーターが攻撃してきたなど)、水槽面や石から剥がれ落ちることがほとんどないのです。ですから、落ちているのを人間が見つけて起こしてやったとしても、そうそう長生きは出来ないと考えていいでしょう。
 また、水槽面をよじ登って脱走したりしますが、2日程度なら水槽に戻せば何事も無かったように動き始めますので、「駄目かな?」と思っても水槽に入れてみてください。
 イシマキガイが流水域に生息するのに対し、この貝は止水域を好みます。ですが、それほどこだわらなくても飼育できます。

【雌雄差】
 巻貝の種類はたいがい雌雄同体です。

【繁殖】
 両側回遊型の生涯を送りますので、淡水・汽水・海水を問わず、水槽内では繁殖させられません。ただし産卵はしますので、水槽面や石の上などに白い卵のうを産み付けることはあります。
 簡単にこの貝の一生を見て見ますと、産み付けられた卵塊から孵化したベリジャー(Veliger)幼生となり、河口域から海へ入って植物性プランクトンなどを食べて成長します。その後着底し、デトリタスや付着藻類などを食べながら河口域まで戻ってきます。
 こうした繁殖の形態は、設備の整った研究室などでも再現が難しいもののようで、アマチュアのアクアリストがどうにかできるような類のものではありませんから、繁殖に関してはすっぱりあきらめましょう。
 これは、この貝を含む「アマオブネ科」の貝全般にいえます。アマオブネ科の貝は、イシマキガイ、シマカノコガイ、イナズマカノコガイ、ドングリカノコガイ、カバクチカノコガイ、イガカノコガイ(サザエイシマキガイ)などが上げられます。

【備考】
 他のカノコガイとほぼ一緒ですが、大変丈夫で飼いやすい貝です。
 地域によっては絶滅危惧種となっていますので、安易な採集はしないでください。
 他のアマオブネ科の貝と同じように、水槽面に小さな卵を産み付けますが、孵化する事は無いので目障りならスクレーバーで取り除きましょう。
 飼育したことが無いのでコケ取り能力については不明です。

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タグ:巻貝
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2009年06月12日

ゼブラシュリンプ“ゴールデンアイ”

【名前】ゼブラシュリンプ“ゴールデンアイ”
(学名:Neocaridina Sp.)

【最大体長】約3センチ

【適正水温】20〜25℃
28度以上でも育ちますが寿命が短くなり、茹で上がり等の危険性が大きくなります。ただし活性がよくなるので温度を高めに設定すると個体や卵の成長は早めることができます。

【適正水質】pH6.0〜7.5で、やや硬質の水。
重金属類には特に弱くそれらの完全除去、そしてミネラル添加をするのが好ましいと言われています。

【餌】MFFビーシュリンプフードなどの固形タブ、無農薬ほうれんそう。水草(特にモス等)、ソイルについた何かも食べています。
たまに刺身、鳥のゆでササミ、ミニキャット等おやつ程度に。

【雌雄】
 メスの方が腹が出てやや大きくなる傾向があり、オスは比較的スマートです。メスは腹部に卵を抱えられるように、腹節が大きくなっています。

【繁殖】
 適正な飼育環境で、成熟したオスとメスがいれば簡単に殖えて行きます。卵は大卵型で、生まれたときから親と同じ格好をしています。♀の頭が黒くなったら卵の準備ができた印で、脱皮をきっかけに♂を誘うホルモンを出します。
 その時全体的にゆっくりとエビが泳ぎ回りますが、これは交尾相手を探していることによるものです。俗に抱卵の舞いといわれます。
 水替え時、満月、新月近くになるとおこりやすいとの報告があります。
 個体や水温などによりますが、卵は約三週間で孵化します。高水温だと早まり、低水温だと抱卵期間が長くなります。
 水草などで稚エビの隠れ家を作ったり、親が抱卵する前になるべくカルシウムがしっかり入っているか確認します。稚エビはカルシウム不足で★になることが多いので気をつけましょう。

【飼育のコツ等】
 まずは導入時から気をつけないといけません。しっかり水合わせをしないと、簡単に死んでしまいます。特に、ろ過バクテリアがまだ繁殖していない(水が出来上がっていない)水槽では、水合わせをしても死んでしまうことがあります。水温の変化にも弱いので、特に夏場などは水槽用クーラーか、エアコンによる温度管理が有効です。2,3日に一度位の割合で1/5以上点滴の要領でゆっくりと水換えをします。カルシウムやミネラル分の添加も有効です。
注意!:殺虫剤やニコチンなどが混入すると★になる可能性大なので気をつけます。
 水質がいいとケンミジンコが発生します。逆に、悪いとヒドラ、プラナリア、ミズミミズ、ミズムシなどが発生します。
 止水域があるとヒドラが発生するので止水域を作らないようにしたほうが良いでしょう。
 プラナリアなどはスポイトなどで駆除します。
 ヒドラ、プラナリア、ミズムシなどは稚エビを捕食する、無害という両極端な報告がありますが、いずれにしろ駆除した方がよいと思われます(気持ち悪いので(^^ゞ)。
 エビは一回弱ったら復活は難しいです。死んだエビ、脱皮のからを食べてたり餌のくいつきがいい時は元気な証拠です。遺骸がそのまま残っているようだと、他のエビも健康ではないと言う証拠です。もし悪いようなら水換えと水質調査をおすすめします。

【備考】
 
 いわゆる「ニュービーシュリンプ」の地域変異だと言われています。
 普通のビーシュリンプやレッドビーとは交雑することはないでしょうけど、ニュービーだと交雑してしまうかもしれません。
 この手の新たに輸入販売されるエビは、当初は高い金額で取引されますが、しばらくするといっぺんに値落ちしたりしますし、飼育方法も確立されて来ますので、しばらくは様子見をするのも手です。
 しかし、このエビの場合、基本はニュービーですから、ビーシュリンプを飼育できる環境ならこれと言って難しいことは無いでしょう。

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タグ:シュリンプ
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2009年06月11日

タイヤトラック・スパイニーイール

【名前】タイヤトラック・スパイニーイール
(学名:Mastacembelus armatus)

【最大体長】70cm

【適正水温】23〜28℃

【適正水質】pH6.0〜8.0、中硬水

【適合水槽サイズ】90水槽以上

【原産地】 パキスタン, スマトラ, スリランカ, タイ, ベトナムなど

【餌】生餌(ブラインシュリンプ、冷凍赤虫など)、慣らせば人工飼料も

【飼育のコツ】
 大きくなる魚ですので、それなりに大きな水槽を必要とします。魚食性もあるため混泳にも要注意です。
 臆病なので隠れ家を作ってやる必要があります。
 しかし、この魚の一番注意しないといけないのは、狭いところを選んで潜り込んでいくことです。特にフィルターは要注意です。ストレーナーから潜り込んでとんでもないところに潜んでいることがあります。当然飛び出しにも注意が必要です。
 さすがに大きくなってしまえば物理的に入り込めないようなところへは入りようが無いわけですが、小さいうちは信じられないようなところへ入り込みます。水槽内で姿を見かけなくなったらフィルターの中も探してみましょう。

【雌雄の差】
 繁殖期になれば、多少の差異が現れてくるようです。基本的にはメスのほうがお腹周りがふっくらとしてくるようです。

【繁殖】
 水槽内での繁殖事例は聞いたことがありません。どのような産卵形態をとるのかも分かりません。

【備考】
 私自身は飼育したことが無いのですが、とある友人から聞いた話ですのでほぼ間違いないと思います。
 ところで、この熱帯魚の名前を直訳すると、「タイヤの跡の模様があるトゲウナギ」と言うことになります。しかし、日本人が大好きなあのウナギとはかなり遠い存在です(魚種的に)。

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タグ:その他
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2009年06月10日

サザンブルーアイ・レインボー

【名前】サザンブルーアイ・レインボー
(学名:Pseudomugil signifer)

【最大体長】5cm

【適正水温】21〜28℃

【適正水質】pH5.5〜8.0

【適合水槽サイズ】S水槽以上

【原産地】オーストラリア北部

【餌】何でも良く食べますが、口が小さいので大きな顆粒は食べられません。指先で磨り潰して与えると良いでしょう。

【飼育のコツ】
 弱酸性〜中性付近で飼育したほうが調子がいいようです。基本的には丈夫な魚なので、これと言ったコツはありません。広い水質、水温に順応しますが、導入時は多少の注意が必要です(どの魚もそうですが・・・)。
 また、活発に泳ぎまわる魚なので、飛び出しにも注意です。
 この熱帯魚が生息する自然環境は、多少流れのある川のようです。多少の水流は苦にしませんが、あまりに強すぎる水流は好みません。水流を殺すような工夫が必要になってきます。
 水草を多めに植え込んだような環境を好むようですが、浮き草を大量に浮かべるような環境ならベアタンクでも飼育できると思います。流木に活着させたウィローモスなどもあるといいでしょう。
 穏やかな魚ですので混泳に向いていると言えるでしょう。この魚を食べてしまうような魚や、非常に攻撃的な魚以外となら問題ないでしょう。

【雌雄の差】
 オスの方が各鰭が長く伸びます。また、発情時の発色が大変美しいです。比較的雌雄の判別は簡単です。

【繁殖】
 繁殖を狙うのであれば5匹以上のグループにオスを2匹ほど入れて、浮き草か、アクリル毛糸で作った「モップ」と呼ばれる産卵床を用意してあげましょう。
 孵化に要する日数は、最大で16日ほどかかるようです。
 レインボーフィッシュの稚魚の中では、本種は比較的大きく、孵化してすぐに沸かしたてのブラインシュリンプを食べることが出来ます。

【備考】
 金色のラインと、青く光る目が美しいレインボーフィッシュです。こちらはポポンデッタ・フルカタと同じシュードムギル科に属する魚です。
 一見地味ではありますが、飼い込むほどに美しさを増してきますので、是非長期飼育してみてください。と言っても、この魚の寿命はせいぜい2年ほどなので、なんとか累代繁殖させたいですね(^^ゞ

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2009年06月09日

プロトプテルス・ドロイ

【名前】プロトプテルス・ドロイ
(学名:Protopterus dolloi)

【最大体長】80cm

【適正水温】22〜28℃

【適正水質】pH6.0〜7.0

【適合水槽サイズ】90水槽以上

【原産地】アフリカ ザイール

【餌】生餌、人工飼料などけっこう何でも食べるようです

【飼育のコツ】
 基本は肉食傾向なので、混泳はあまりお勧めできません。素早い魚との混泳の場合、餌が回らず体長を崩すこともあるようです。
 水温に関しては上記よりも幅広い範囲に適応するようですが、体調を考慮して飼育するには上記の水温の方が良いでしょう。水質は、極端な酸性やアルカリ性でなければそれほど問題ないでしょう。
 大型になり、それなりに水を汚しますのでフィルターの能力が高いに越したことはありません。しかし、あまりに水流が強い環境では問題がありますので、水流が強いと感じる場合は避難場所を作るか水流を弱める工夫をしましょう。
 肺魚で、空気呼吸をするため水面に顔を出しに来ます。ですから水面と蓋の間に空間は必須です。
 底床は有っても無くても良く、管理のみ考えるなら無い方が良いでしょうが、それほど暴れないため水草水槽での飼育も出来ます。

【雌雄の差】不明

【繁殖】
 水槽内での繁殖報告はありません。もし繁殖に成功したら凄いことですね!

【備考】
 まるでウナギの様な熱帯魚です。大きくなりますが、90センチ水槽で十分飼育できるでしょう。原産地では普通に食用になっているようですが、まさか蒲焼にはしないでしょうね・・・。
 肺魚の仲間は概ね皆そうですが、胸鰭は前足のように、尻びれは後ろ足のように使います。ちなみに胸鰭の方には味覚を感じられる器官もついているようで、これで餌を探したりするようです。
 通常の観賞魚と違い、これらの魚は見て楽しむよりもペットとして楽しむことに向いていると思います。寿命も長いようですし、是非可愛がって育ててあげてください。

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2009年06月08日

ノソブランキウス・エッゲルシー

【名前】ノソブランキウス・エッゲルシー
(学名:Nothobranchius eggersi、別名:エガーザイ、エガーサイなど)

【最大体長】5cm

【適正水温】24〜28℃

【適正水質】pH6.5〜7.5 中硬水

【適合水槽サイズ】30水槽以上

【原産地】東アフリカ

【餌】生餌(ブラインシュリンプ、ミジンコ、冷凍赤虫)

【飼育のコツ】
 東アフリカ産の年魚です。雨季に孵化〜成長し、乾季には耐久卵を産んで死んでいくと言うサイクルの魚です。
 飼育には0.1〜0.3%程度の食塩水を用いるのが一般的です。水質はそれほどこだわらなくてもいいですが、中性付近が向いています。
 フィルターは投げ込みフィルターで十分です。スポンジフィルターでもいいでしょう。あまり強い水流を作るものは向いていません。
 底砂は無い方がいいでしょう。管理が断然楽になりますので。
 夏場の高水温には弱く、28℃を越えるような環境が長く続くようだと体調を崩して死んでしまうかもしれません。部屋丸ごとクーラーの方が安上がりになります。24時間省エネタイプのエアコンを稼動させるのに、我が家の場合(6畳用)月2,000円ほどで済みます。この魚のペアは3000円以上します。導入費用も、水槽用クーラーよりも安いかもしれません。
 この魚はベルベット病にかかりやすく、注意が必要です。治療の際はグリーンFゴールドあたりを規定量の半分程度で使用するといいでしょう。ただし、治癒の保障はありません。その他、グルゲア症と言う病気もあり、これにかかると治療は不可能でしょう。

【雌雄の差】
 生後3ヶ月ほどになると、オスは各鰭が伸張し、色が出てきます。また、オスのほうが尻鰭が大きくなります。

【繁殖】
 繁殖に関しては、雨季と乾季を再現してあげる必要があります。具体的には、徐々に水位を下げていく、水温を下げていく、pHを上下させるなど、産卵の引き金となるような変化を与えてやる必要があります。
 産卵床としてはピートモスを使用します。煮沸消毒したピートモスをガラスの器などに入れて水槽に入れておきます。
 産卵を確認できたら、器ごと取出し、ピートをぎゅっと絞って水分を切ります。それをビニール袋などに入れて、乾燥し過ぎない程度に保管します。およそ2〜3ヶ月ほどで発眼してきますので、飼育水にピートモスごと入れて激しく振ります。それから一週間ほどで孵化するはずですが、だめな時は失敗だと思ってください。
 初期飼料は孵化したてのブラインシュリンプですが、場合によってはPSBなどもあると万全でしょう。
 雑駁ですが、詳しい情報は「ノソブランキウス 繁殖」などとぐぐってみてください。

【備考】
 このエッゲルシーには3種類ほどの地域変異種が知られています。ルフィジリバー、ルホイリバー、ソリッドブルーです。写真の固体はルフィジリバーのブリード固体だと思われます(違っていたら指摘してください)。
 ノソブランキウスの中でも、本種は繁殖の難易度が高いといわれています。難しさは、例えば卵のかびやすさ、稚魚の育成の難しさ、保管していた卵を水に戻すタイミングなどから来ます。
 年魚の卵生メダカの飼育・繁殖は、そうした難しさを克服して、美しいメダカを殖やすことにもあると思いますから、マニアにはうってつけの熱帯魚であると言えるでしょう。
 こちらの種類も、食塩水に使う塩は粗塩でもいいのですが、海水の素の方がよりいいようです。

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タグ:卵生メダカ
posted by 万里パパ at 23:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | メダカ(卵生) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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