(学名:Rhinogobius sp. OR)
【最大体長】10cm
【適正水温】5〜28℃
【適正水質】pH6.0〜8.0
【適合水槽サイズ】60水槽以上
【原産地】日本
【餌】肉食魚なので生餌を好みます。ただし、けっこう何でも食べるようです。
【飼育のコツ】
ハゼ科の底棲魚です。石組みなどでシェルターを作ってあげると良いでしょう。河川の中〜下流域に住んでいて、多少の汚れは気にしない強い魚ですから、飼育は簡単な部類に入ります。
底砂は有った方が良いでしょう。種類としては大磯があっていると思います。フィルターの種類は濾過能力さえ満たしていればそれほどこだわりません。
混泳は可能ですが、小型の魚は餌になってしまいます。もちろん、より大型の肉食魚と一緒にしたら食べられてしまいます。同種の魚の場合、縄張り意識を強く持ちますから、石組みなどで隠れ家を多く作ってあげると複数匹飼育できます。
水温はそれほどこだわりませんが、あまり高水温が続くようだとまずいでしょう。エアレーションでもいくらか対処できると思います。
【雌雄の差】
抱卵した固体はおなかが膨らんできます。繁殖期のオスは体が黒っぽくなり、胸鰭の付け根がオレンジ色から青白い色に変色します。また、オスの第一背びれ(棘状)は長く伸びます。
【繁殖】
産卵期は2〜5月で、河川中・下流域の平瀬、あるいは湖沼で産卵します。雄は砂礫底にある石の下に産卵室をつくり、雌は石の裏面に卵を産みつけ、受精が行われます。雄は卵が孵化するまで卵を保護するという習性を持っています。
卵は長円形で長径1.8〜3 mm、短径0.6〜0.9 mm。受精後3〜4日で孵化し、仔魚は孵化とともに海あるいは湖沼へ流下するようです。通常は両側回遊型の成長形態を見せますが、完全な淡水化でも成長するようです。稚魚は小さいので、卵の黄身やPSBなどを使用してブラインシュリンプが食べられるぐらいの大きさまで育てます。
【備考】
日本全国、比較的どこでも見かけるハゼ科の魚です。良く似た種類で各種ヨシノボリ(オオヨシノボリ、カワヨシノボリなど)とヌマチチブなども知られていますね。ちなみにトウヨシノボリの「トウ」は「橙」からきています。つまりオレンジですね。学名の最後のORもオレンジの意味です。各鰭の付け根などがオレンジ色に染まるからこの名前と言うのですが、オレンジ色には染まらない個体も多くいるようで、実際の分類は専門家でないと難しいようです。
肉食の魚は大概そうなのですが、この魚も生餌の味を覚えると他の餌を食べなくなったりします。人工飼料だけで飼育したいなら、冷凍赤虫などは使わない方が良いのかもしれません。しかし、それもほぼ個体差ともいえるでしょう。
※我が家では未導入
今回は写真からは購入ページに飛びません。下のリンクからどうぞ。
トウヨシノボリ 4 (コストダウンのため画像なし。何匹でもOK!)
タグ:日淡







